Song for tomorrow.
2020年は世界的にコロナウィルスにより、外出事態が難しくなっている状況です。
その中、特に直接人が会うことが難しくなり家族での会えなかったりもちろん友達でも会えない状況が続いていました。
そこで出たのが「オンライン飲み会」という形。
主にスマホのビデオコール機能でお互い自分の家で、話しながら呑むという形です。
今の時期で直接は会えないが交流したい思いでもいいアイデアだと思います。
番組でもおすすめされたり実際に参加される方も多いかと思いますが。
正直外国人からすると「ん?」という感覚です。
何故かと、そもそも飲み会は皆で集まってわいわいしながら楽しむものだとの認識があるからですが。
それは日本でも同じだと思うが、特に韓国では呑む文化が激しく友達との交流を高めるだけではなくビジネスでも飲み会で親しくなってから話が進むということが多いです。
ネット社会とも言われる韓国でオンライン飲み会が流行らない理由はいくつかあると思います。
①飲み会=近い距離で空気を共有する会
韓国では「폭탄주」(ビール+焼酎を混ぜたもの)を飲んで盛り上がったり、焼酎も瓶のままで呑んだりなど激しい飲み方をすることが多いです。特にお酒をよく飲める人は人気がある方で、飲み会を通じ交流を深めることが多いので違う空間で自分たちの酒を飲むだけではもりあがらないからだと思います。
②割り勘文化のない韓国
基本的に、飲食だけを日本・韓国を比べれると韓国の方がかなり安いと思います。
その理由もあると思われるが、飲み会がある際にはお勘定は別々ではなく誰か1人がすることが多いです。
なので自分が飲むものを持ってきて呑んだりすると別々で呑み代を払う感覚になり違和感を感じるからだと思います。
③韓国ではグループで電話を好まない
韓国では電話は1:1でする認識が強く、グループで電話をすることは少ないです。
なのでプライベートでも団体で電話、特にビデオコールをすることが珍しいです。
その影響もあり、何人かで画面をみながら呑むことはあまりないかと思います。
これだけをみれば韓国ではネット活動を好まないかも?
と思う流れが自然かもしれませんが。
韓国では
AMAZONが流行る前から「인터파크」、「옥션」などオリジナルネットショーピングサイトが巨大化になり、AMAZONの韓国侵入が難しい状況です。
もともと韓国では配達文化が流行り、日本で人気のUber Eatも、すでに「배달의 민족」などの専門配達アプリで韓国からは撤収しました。
私が参加しているSHOWROOMも韓国では2005年から始まっていた「아프리카방송」ですでに投げ銭の形を投入し、個人によるワンマン放送を行っていました。
このネットを通じたフラットフォームのペースには高速インターネットがベースになっていて、またスマホの補給率も2019年の結果により5000万台を突破し世界1位になっています。
ですが、未だに人との交流は文字より声で、声よりは現物を好む韓国の文化でネットとリアルの世界が上手く混じっているんじゃないかと思います。
この状況をみるかぎり韓国でネット飲み会がはやり、日本では人気がないかと思われるが逆なのは不思議な現象です。
2020年はコロナウィルスにより、今までどんな時よりネットの活用方法が大事になっています。
人と人が距離・場所を超え安全につながるネットを、もっと人よりに使えることが今後の大事なことになってくるかと。
どんな時でも人は人と会って元気をもらうことは変わらないかと思います。
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U CAn