京阪9000系 | 蓬屋楽描帖(よもぎやらくがきちょう)

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何気ない地味な出来事を綴ります。

いつもご覧いただきありがとうございます。🍵


今日は朝から雨。☔️

降りも強くて風もあるので引きこもり。

この3連休で少しずつグリーンマックスの京阪9000系のキットをチマチマ作ってました。



今朝完成しました。✨



塗装済みキットなのでライトグリーンとダークグリーンの間に入るパステルブルーの塗り分けが綺麗です。

細部に塗装が周っていないのがちょっと残念なポイントですが当時のキットでは画期的でした。



スカートとクーラーキセを灰色9号、屋根上機器と床下機器をねずみ色1号に塗装しました。

 

昔のキットなので部品の反りに悩まされましたが接着剤とクリップで無理矢理矯正して組み立てました。😅


後はステッカーを貼って車番インレタを転写して完成。✨

方向幕は登場時のイメージで黒地に赤文字の特急幕で淀屋橋行きにしました。


8000系をお供に走らせました。




動力車は昔ながらの文鎮スタイルの動力ユニットですがよく走るのでそのままにしておきます。


最後に実車の事に触れておきます。


1997年、平日朝ラッシュ時の淀屋橋行き特急6本が枚方市駅停車に伴い混雑に対応する狙いで9000系が登場しました。

7200系をベースにしたようなイメージですが車内は離反式の固定セミクロスシートで外観はライトグリーンとダークグリーンの間に巻かれたパステルブルーの帯が特徴でした。

車体も7200系に比べてドア位置や窓の形状も若干違っています。


当初は京都競馬開催時に運転された淀快速ターフィー号に運用されたり臨時特急にも多用され華々しい活躍をしていました。


2003年に特急が10分ヘッドになり日中特急運用に入る事になりましたが8000系にダブルデッカーが連結されると9000系=ハズレ特急のイメージが強くなりました。


2008年に中之島線が開業し特急運用が減り更に転換クロスシートを装備した3000系が登場すると新塗装化と共に全車ロングシート化されパワーウィンドゥも撤去され9005-⑧-9055以外の編成は7両編成になり抜かれた中間車は10000系に編入されました。

地味な存在になりましたが健気に現在も活躍中です。


9000系は製造に携わっていましたが向先が京阪快速となっていて京阪に快速走るの?と心を躍らせていた頃が懐かしいです。

念願の枚方市駅停車も有給を取って撮影に行ったのも良い思い出ですね。✨