人類はこれまで浪費をしてきた。
しかし最近になって人類はまったく新しいゲームを始めた。
それが消費。
結論としては、浪費を今よりもするべき。
浪費には満足がある。好きなケーキといっても、無限に食べれるわけじゃない。
いつか満足がくる。このように浪費には上限がある。
それに対して、消費には満足がない。
なぜならそれは情報を消費するから。
モノ自体ではなく、それに付随する価値やイメージを消費する。
情報であるためいくらそれを得たところで満足する実感がない。
一時は満足してもすぐに新たな欲望にかきたてられる。
たとえば、グルメブーム。
あれは料理を味わうというより、
雑誌で紹介された店にいくことで得られるイメージや
優越感のようなものを得ているのである。
ブランドに対するあこがれも消費といえるだろう。
とはいうものの、人間の脳にはブランドといった付加価値を好む
性癖が脳に組み込まれていると、最近の脳科学では言われている。
そのため、この消費にあらがうのは難しいのかもしれない。
浪費はモノ自体を味わう。
身体性を取り戻すということなのだろう。
言葉では分かっていても訓練が必要だ。