今週の一枚はコレだ!!
海軍飛行予科練習生(予科練)が着用する襟詰制服のボタン風のタンクキャップ
父は 終戦間近に予科練の入学試験に挑戦した
でも体力テストに落第し 情けなかったとか言っていたが もし合格していると オレは産まれていなかったかもな~
タンクキャップに乗せた桜の花びら 少し散り方がおかしい
椿の様に花が丸ごと落ちている
本来ならばこのように散るはずだ
去年もここの桜は不思議な散り方をしていた
日本の桜の80%は染井吉野である
ご存知のようにこの桜は 江戸の染井村で江戸時代中期に作られた人工種 だから全国に分布するソメイヨシノは 一本の樹木から増殖したクローンと言う事になる だから散り方などは皆同じでなければいけない
どうしてここの木だけ散り方が違うのか?
何らかの影響でこの桜だけ 遺伝子の一部が伝わらなかった? まさか椿の花粉を受精しプチハイブリット? 桜の遺伝子は95000と聞いた事があるが 原爆投下による放射能の影響で遺伝子情報の欠損又は変異? と勝手に空想したが 一般的には2~3分咲きの頃 急激な気温の低下で受粉出来なかった 又は小鳥が密を吸う為に 食いちぎったと言うのが正解のようだ
どちらが原因か先程歩いて桜の木に行ってみた
この落ちた花を見れば一目瞭然 スズメの仕業である
スズメは口ばしが短いから食いちぎって吸うのだろう
要するに あの桜の木はスズメのお気に入りと言う事になる
でも どうしてあの木だけスズメが狙うのかは スズメに聞かなくては分らない