今回の薬歴委員会は分割調剤や一包化の患者さんが対象でした。
分割調剤は普段携わることはほとんどないかもしれませんが、
今年の4月から調剤報酬の改定があり、
医師の指示による分割調剤が可能になりました。
対象の患者は、症状は落ち着いているが薬剤管理に不安がある方で
30日以上の長期処方というのが条件になっております。
服薬状況や薬剤管理方法を徹底して把握する必要もあり、
患者さんとの信頼関係も必要になってくるものだと、記載された薬歴から感じ取れました。
また必要に応じては受診勧告が必要となり薬剤師としての技量も求められます。
しかし、これらの積み重ねがリフィール処方に繋がってくるため、
今後の薬剤師に求められているものでもあります。
弊社では処方医との連携を図り、このような取り組みも積極的に行っております。
定期的に行っている委員会活動が、
情報の共有の場であり、薬剤師にとって知識向上に繋がる場にするためにも、
普段の業務の積み重ねが大切なものになっていると実感しました。