相変わらずアニメが酷い | うじのブログ

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先日最終回を迎えたアニメ、そこそこ面白そうな話だと信じて見てました。
鉄板の構成、簡単に言うと「まどマギ」というヤツの二番煎じ。
普通の女の子→特別な使命→敵をやっつけたと思ったら思わぬ問題→実は裏に残酷な現実。
まぁ、こんな流れ。全体を見渡せば酷い話だが、どーんと大どんでん返しでハッピーエンドが待っているのだろう。「まどマギ」はそうだった。
で、「はいはい、わかってるわかってる、泣かそうというんでしょ」と幾分覚めた感じを抱きつつ、しかし涙もろさには定評がある自分であるので、「嫌だなぁ、わかりきった展開で、大して感動的でもないけど泣いちゃうんだろうなぁ」と覚悟を決めてました。
ところが。
最後の大どんでん返しが無かった。
いや、一応それなりの展開があって一定の解決はあった(?)のだが、世界が救われずに終わってしまった。
続きは続編で?それとも劇場版?ふざけんなと言いたい。
エヴァンゲリオンじゃあるまいし、一応の筋道を通して終われよと。涙流す用意は無駄に終わった。明日に微笑みあるだけ。カムッヒアー♪
別のアニメ。衝撃の展開が次々と襲う。主役格が殺される展開。第一期の最終回に至っては主役が死んだ。
おお、これはどうなるんだ、どう収拾を付けるんだ、と話を引っ張るのはいい。
でも、それに対する答は「死んでませんでしたてへぺろ」。
ふざけんなっ。
それも一回だけではなく複数回やる。
ダメだろうと。死んだ人は死ぬべきだろう。それが世の理だ。ギャグマンガならありだろうし、最後の一回だけなら「この○○が銃弾を受け止めてくれた」的展開でも許される。後味を悪くさせないちょっとずるいけれど演出の内だよね、というヤツ。
だが、何度もやるのは論外。勉強し直してこいと。
ついでに言うとこのアニメ、主人公が賢い設定ということで、無敵と思われる敵の弱点を的確に攻撃する、というものなのだが、全然賢くなくて「それ、誰でも思いつくよね」という原理的な弱点だったりする。
それを誰も気付かない設定は大人をバカにし過ぎ。これも一から勉強しなさい。
というわけで、相変わらずアニメは粗製濫造が続いているのでした。それも、そこそこ製作に力が入っているだろう作品でこの有様で、タイトルを見ただけで見る気を無くす作品はもちろんもっと酷い有様。
我々アニヲタには冬の時代が続くのであった。
もっと「語りたくなるような」アニメは無いものか。
ついでに、SF系(?)洋画も酷い有様が続いている様子。映画がアニメに(後ろ向きにw)追いついてきたのだろうか。日本のマンガ原作のハリウッド映画とか出来たりしてるみたいだし。