今日、前職の先輩が地元に戻って保険代理店として

独立するからその前に会おうということで会食しなが

らふと自分に問いかけてみたこと。


先輩に(独立して)勝算はあるんですか?と聞くと

「まあ手当たり次第営業すればなんとか食っていけるだろう」

という楽天家。

しかし折角なのでより稼げるようにと二人で色々なアイディアを

出し合ったが、この時間が非常に楽しい。

説得力には欠けるが、とにかく「こうしたら売れるだろう」

「こうしたら人脈ができて保険に関心を持つ人に効率的に

出会えるかも」等思いつくままにブレストした。


実行するのは先輩だが、「よいアイディがでたな」と満足そう。

良かった。


自分はと言えば、今転職活動に苦戦している。面接で不合格が

3連敗、書類審査は勝率1割程度だ。その中で「なぜオレはこん

なに苦労して雇われようとしているのか?何が得たいのだろう?」

ふと考え込んでしまった。


明日は面接。4連敗は避けたい。

僕は本が好きだ。

本を「読む、買う、並べて眺める」のが好きだ。

買って読まずに満足している本も山ほどあるので

「読書好き」というのはおこがましい。


こんな人間なので本屋という空間はとても大好きだ。

そしてどの本も手に入れてみたくなるから困る。

しかしお金もない。

そこで本当に買うべき本はどれか?と考えてみたとき

に行きついた答え。 


「outputを予定している本は買ってもよい」が結論。


つまりその本を読んで「具体的に○○をしよう」ということ

が決まっていればお金を払って買うだけの価値があると

いうことだ。それが決まっていなかったら、図書館で借り

ればよい。○○は「誰かに感想を話す」でも「起業」よい。

言いかえれば「読みたいから買う」という自己満足買いを

避けたいのだ。 


この基準を作ってから、無駄な平積みが減ったのと図書

館の予約本が増えたのは言うまでもない。

ご興味ありましたら、一度お試しくださいませ。

最近野村克也監督の本にはまっている。

(といってもまだ二冊目)

彼の独特の野球理論には賛否両論あるだろうが、

選手としても監督としても結果を出しているのは

事実だ。

その上で好き嫌いを問われたら僕は間違いなく

好きだと答える。


その一番の理由は「凡人でも努力と工夫をすれば

結果を出せることを証明してくれているから」だ。

勇気をもらえる。


この本の題名である無形の力とは、「自分の限界を

感じたときにそれを突破するための見えない力」で、

具体的には観察力、分析力、判断力、記憶力、決断

力とある。

本の構成としては、全体で200ページ程の本に「無形

の力」という章があって、上記説明が3ページほどまと

めてあり、それ以外は野村氏自身の様々な野球での

経験談(自慢話?)である。ある意味分かりやすい。


ただその経験談で実践されているエピソード全てが5つ

の力のどれかに繋がっているので説得力がある。

理論より実践だ。

来週受ける面接の想定問答集を作成して気付いたこと。


案件を紹介してくれた方に「想定される質問があるので、

回答を文字に落としてみてください。書かれたものを拝

読してコメントしますので。」と言われ書いてみた。

今まで面接準備としてキーワードを用意したことはあるが、

答える内容をそのまま文章にし、しかもそれを他人に見

せるのは初めてだ。


6つの想定質問に答える。いつもの面接では、その場雰囲

気で伝わっていたであろうことを文章で伝えようとすると言

葉が足りない。

補足したが、果たして今までの面接では伝わっていたの

だろうか?また文章としては正しい単語も、声に出してみる

とニュアンスが違い修正。

想定していなかった質問を受けた時は、考え込みHPで追

加の情報を仕入れた。


結局想定の倍、4時間半(最後のほうはヤケクソ)かけて書

き上げたが気づくことは山ほどあった。アドバイザーからの

コメントが楽しみだ。

紹介会社の人に職務経歴を話して「勿体ない!」と

言われて気付いたこと。


僕はこれまでの社会人生活、「正直に」「誠実に」と

モットーとして何事にも取り組んできたつもりだ。

しかし今更ながら気付いた。


結論

「正直≠誠実、さらに言えばバカ正直はビジネスでは価値がない」。


以前書いたが、物事を伝えるのに嘘はいけないが、

相手に価値を感じさせる伝え方(表現)は大切だ。

それが真実となる。転職活動で言えば、学歴や経験

してきた業務は変えられないが、なぜその経歴になった

かは伝え方次第だ。


その時自分の本音は二の次、大事なのは相手がどう

受け取ったかだ。僕の職務経歴の話はバカ正直だったのだ。

(損をしている、と言われた)

ビジネスは突き詰めて言えば、お金(数字)という無機質な

ものが価値の尺度となる。

そして値段を決めるのは相手(顧客)だ。

つまり自分の正直さなど1円の価値もない自己満足に過ぎない。


 よい勉強になった。