今年もF1を見てきました。恐らくほとんどは観光客で、地元住民はそんなに多くないのではないかと思われます。というのも、住民が使うローカルのバスには、F1に向かう人がいる様子が全くなかったためです。
ラスベガスにはホテルが集中しており、15万室のキャパがありますが、F1のスタンドはどこも徒歩圏内です。だから観光客は歩いてスタンドに向かうでしょう。
F1開催中は道路が規制され、駐車場が限られますので、自分の車で会場に向かうのは難しそうです。もちろんUberを使う人も大勢いるのでしょうけど、バスを使う人だって、もっと多くいても不思議じゃないような気がします。
移動時間が読めないことと、自宅前のバスが1時間に1本しか来ないことなどから、スタートの4時間前には到着してしまいました。これは相当待ちぼうけを食らいそうだなぁと思っていたのですが、様々なイベントが催されたため退屈しませんでした。
屋台で食べ物をゲットしてスタンドに座ると、ワンオフレースであるフェラーリ・チャレンジの最中でした。またポルシェやランボルギーニなどでコースを体験走行できるイベントもあり、参加者らがコースを攻めていました。もちろん音楽のライブなどもあり、スタートギリギリまでスティーブ青木がパフォーマンスをしていました。
しかもいきなりブルーマンが登場してきて、自分の周りの席に座り、取り囲まれてしまいました。どうリアクションしてよいのかわからず、大げさに驚いておきました。
このときはスマホで写真を撮る余裕がなかったので、ブルーマンの画像はありません。
スタート1時間くらい前にドライバーがトラックに乗って登場。インタビュアーも乗っており、コースを巡りながら、1人1人にインタビューをしていました。
そして5~6台ほどのトラックが後に続きます。ここには一般人が乗っているようです。お金を払えば、ドライバーズパレードに参加できる、みたいなプログラムがあったのでしょうね。
そういえばパドッククラブという、パドックに入れる権利も売られており、かなり高額なのですが、パドックには1000人くらい人がいて、凄い混雑でした。高いお金を払ってこれは嫌だなぁ。
ちなみに対面のビルは、1階がピットで、2階以上はVIPルームです。このVIPルームの高額なのでしょう。でもほとんどの人はバルコニーで立って観戦しています。別室の意味なしというか、座れない分かえってきついのでは? 高いお金を払ってこれは、やっぱり嫌だなぁ。
私の席は第1コーナーの手前。スタートやゴールのラインからはちょっと遠いですが、レースをちゃんと楽しみたいなら、ここはベストポジションの1つでしょう。手前のストレートがよく見えるように、あえてちょっと後ろの高い位置にある席を取りました。
レースは抜きつ抜かれつの大接戦。ラスベガスはオーバーテイクしやすいので、見ていて楽しいです。
レースが終わって帰宅。会場周辺には自転車タクシーが大勢いました。歩いて帰る人々に声をかけて誘っていました。
他の人が価格交渉するのが聞こえましたが、1人$100もするそうです。2人で乗れば$150にする、みたいなオファーはあるようですが、いずれにしても高額です。