夕方のこと。立ちくらんで座り込み、言葉を上手く出せなくなったママ。昼にも一度、同じ症状が起きたそうです。
それって非常にまずいでしょ。大至急アージェントケアで診察を受けました。
立ちくらみや言葉を話せなくなる症状は、1分ほどで回復しましたが、脳梗塞は怖いので油断できません。
いつもの病院の、アージェントケアに駆け込みました。家を出るときにはすっかり治っており、医師の簡易検査では特に異常は見られません。顔や手の麻痺とか、バランスを取れないなどの症状もありませんでした。
エマージェンシーで詳しい検査を受けるよう指示され、紹介状を出してもらい、向かいにある大病院に向かいました。
ちなみに、このような場合の転院には救急車を使うルールになっているようです。私が数年前に入院した時は、自分で車を運転してきたくらい元気だったのに、ルールだからと言われて救急車に乗せられ、$1000の請求書が来ました。
しかし今回の病院では、書類にサインすれば、私がママを送っていいそうです。もしかしたら、患者本人の運転でなければいいということなのかもしれません。
エマージェンシーでも簡易検査を3回実施し、特に問題なし。
頭部のCTスキャン。アメリカではCATスキャンと呼んでいるようです。逆にCTと言っても通じませんでした。
そしてなぜか、喉の超音波検査。声が出なくなったと言ったからでしょうか? 画面には血管と思われる映像が次々に出てきます。動脈は赤、静脈は青で示されています。
そして一時的な脳血流の遮断という診断。医師によると、血栓によるものだと思われるそうで、後日脳外科でMRI検査を受けるよう指示されました。
血栓と言うと思い当たる節があります。ママは以前から、目に影が映りこむ症状があることを度々訴えていました。
ネットによると、首にできた血栓が目の血管に入ると、このような症状が起こるそうです。そして脳に血栓が入ってしまう危険性についても、私が読んだ記事には触れられていました。
ママの症状、私が読んだ記事、首の血管の超音波検査、そして医師からの血栓疑いの言葉。全てが一直線につながったような感じがします。
そういえば首の検査ととき、やたらと血流が悪そうな血管が1つありました。ここで血栓が量産されて、目や脳に流れていた可能性がありそうです。