一流マジシャンのクリスエンジェルを観てきました | 微事ログ・オルタナティブ

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ラスベガスに住むプログラマー、パスカルの日常

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子供たちを連れてクリスエンジェルを観てきました。技術ももちろん凄いのですが、演出が素晴らしいです。詳しく書くとネタバレになってしまうので書きませんが…。

手品のネタは80年代以降に急速に発展しました。最近はコモディティ化が著しくなっており、見たことのない手品で驚くという機会は少なくなりつつあります。

クリスの手品も本質的には他の手品師と同じ問題を抱えているわけですが、演出やつなぎのうまさとか、種が推測できる手品でも何か言い表せない謎が残る感覚があって、全体的にアラのない丁寧なステージ作りで好印象でした。

クリスエンジェルがラスベガスで公演を始めた当初はほとんど無名だったため、シルクドソレイユとの抱き合わせ公演をやっていました。これがすこぶる評判悪かったのです。

しかしその後テレビで人気が広がり、シルクを排除してクリスの単独公演となったことで、手品そのものに集中できる演出に改められました。1+1=2になるだろう、みたいな安易なプロデュースをしちゃいかんってことですね。現実は0.5+0.5=1で、手品を見たい人にもアクロバットを見たい人にも中途半端だったのです。

ところで今回は開場から20分も遅刻をしてしまい、公演の一部を見ることができませんでした。

Tモバイルアリーナができたためか駐車場が激しく混んでおり、立体駐車場を3軒もハシゴ。遠くの駐車場に車を停め、会場を探し回って歩きまわり、大きく時間をロスしてしまいました。

本来遅刻したら入れないことになっているらしいのですが、そのまま入場させてくれました。次回からはもっと余裕をもって家を出ることにします。