日本でメインバンクにしている三菱東京銀行UFJのオンラインバンキングサイトこんな画面が出ました。

これまで振り込みなどに使っていた暗号表が使えなくなり、ワンタイムパスワードが必要になるということ。

実はこの警告は去年からずっと出ていたのですが、期限はもう目前ではないですか。これはなんとかしないといけないだろうということで重い腰をあげました。

スマホのアプリなら海外居住者でも楽です。しかし届け出の電話番号に連絡がいくとのこと。当然、海外の電話には対応していないでしょう。これはだめだ。

ワンタイムパスワードカードなら大丈夫かと思いきや、やっぱり日本の電話が必要です。
さてどうするか…。

これまで振り込みなどに使っていた暗号表が使えなくなり、ワンタイムパスワードが必要になるということ。

実はこの警告は去年からずっと出ていたのですが、期限はもう目前ではないですか。これはなんとかしないといけないだろうということで重い腰をあげました。

スマホのアプリなら海外居住者でも楽です。しかし届け出の電話番号に連絡がいくとのこと。当然、海外の電話には対応していないでしょう。これはだめだ。

ワンタイムパスワードカードなら大丈夫かと思いきや、やっぱり日本の電話が必要です。
さてどうするか…。

実はこの問題、マイナンバー制度と連動しています。海外にある貯金は、脱税目的であるということを前提に、マイナンバーを使って資金の動きをトラッキングをするということになっています。
まさにアメリカにあるSSNの日本版です。
しかしSSNはアメリカ人であれば国外に居住していても取得できますが、マイナンバーは日本に居住していないと取得できません。外務省に在留届を出している人には発行してくれてもいいと思うのですが…。
海外に居住している日本人の多くは、日本の銀行に口座を持っているでしょう。
建前上は、日本の銀行口座やクレジットカードを海外居住者が持つことはできないことになっており、全て解約してから海外へ転居しないといけないことになっています。
しかし現実には、日本に残した家族に仕送りをしたりする人は当然として、様々な理由で日本の口座やカードをそのまま維持しているはずです。
私自身も日本にまだローンが残っている家があり、定期的に日本へ送金してローンを払っています。定年したら日本に帰り、この家で暮らす予定になっています。
建前上はこの家を全部売り払ってから海外へ行き、日本に戻ったら買い直せばよいということになるでしょう。
しかし家というのは通常、一生に1度あるかないかの大きな買い物です。もし日本で家を売れば二束三文で、新しい家を買うための資金には到底足りません。
しかし家というのは通常、一生に1度あるかないかの大きな買い物です。もし日本で家を売れば二束三文で、新しい家を買うための資金には到底足りません。
また海外のクレジットカードを受け付けない「おま国通販サイト」が全通販サイトの2~3割くらいあり、ここで通販をするためにも日本のカードは必須です。
例えばアメブロのアメーバピグへの課金も、日本のカードでないと弾かれます。

つまり日本の口座類を全て畳んでから海外へ行くというのは、人生で積み重ねてきたものを全てリセットし、二度と日本のサイトを利用せず、日本との関係を完全に断ち切ってから海外へ行くということであり、全く現実的ではないわけです。
もちろん脱税やマネーロンダリングをするつもりは全くありません。しかし日本に住んでいることを前提にした、海外からのアクセスを完全にシャットダウンしようとする企業が少なくないので、自衛のためにはやむを得えません。

つまり日本の口座類を全て畳んでから海外へ行くというのは、人生で積み重ねてきたものを全てリセットし、二度と日本のサイトを利用せず、日本との関係を完全に断ち切ってから海外へ行くということであり、全く現実的ではないわけです。
もちろん脱税やマネーロンダリングをするつもりは全くありません。しかし日本に住んでいることを前提にした、海外からのアクセスを完全にシャットダウンしようとする企業が少なくないので、自衛のためにはやむを得えません。
海外から日本への送金を拒否されるという事件が今年から起きています。日本側の銀行口座にマイナンバーが登録されていないことが理由です。
海外居住者はマイナンバーを持っていないのですから、事実上海外居住者の締め出しです。
海外居住者はマイナンバーを持っていないのですから、事実上海外居住者の締め出しです。
一旦日本へ戻り、住民登録をしてマイナンバーを申請すると、1か月弱ほどでマイナンバーを得られます。しかしフルタイムの仕事を持つ身としては、1か月も日本に滞在するなんてことはできません。
銀行もこの問題を認識しており、現在は暫定措置として送金を受け付けているようです。しかし2018年には再び規制が厳しくなるという話です。