今日9/17は年休を取得し、ダラダラ一日を過ごしました。晴れたので本日も猛暑日。金曜日からは一時的に最高気温が10度近く下がる予報が出てます。寒暖の差で体調を壊さないようにしましょう。
保有している 鉄道模型 Nゲージ車両の紹介。北陸方面シリーズの続きで、マイクロエース製 JR西日本 415系800番台です↓

↑金沢方面となるクハ415-801です。

マイクロキャッチフレーズのとおり、113系を交直両用に改造してます。
1991年9月の七尾線電化の際、北陸本線の交流化とせず、七尾線だけ直流化ということになり、福知山線で活躍していた113系800番台に特急北近畿用の485系から捻出(北近畿は直流改造)した交流機器を搭載して交直硫化改造、まさに485系から機器を「移植」、JR西日本お得意の「魔改造」となりました。実車は1990年10月に改造されてます(マイクロ製品説明書から抜粋、拝借)。

発売日は2007年1月、定価11000円(税抜)です。


当時の振り返りとして発売予告のポスターを↓

この頃のマイクロエースは今と違い、ポスター左上の赤枠内のとおり、発売予定時期がきちんと記載されてました。415系800番台は予告どおり2007年1月に発売できてます。
この頃のマイクロエースは賑やかでしっかりしていましたね。何処でおかしくなったんだか。


↑クハ415-801。改造前元はクハ111-52です。
オリジナルの415系のクハは411ですよね。クハ415があるのはココ(七尾線)だけでしょう。

↑モハ414-801。改造前はモハ112-801。交流機器を載せるため台枠補強、パンタグラフの低屋根化改造を行ってます。

↑クモハ415-801。改造前はクモハ113-804です。何故かこの車両だけ、分散型クーラー付きです。
そしてオリジナルの415系にクモハは無いですね。

窓枠は四隅が丸まっているので改造前の種車が113系の初期車と判断できます。七尾線の新規電化で新車投入ではなく、当時20年以上前の使い古した中古車両が投入されました。
先頭車に「JR西日本」と記載。見かけない珍しい表記だと思います。

JR西日本のコーポレートカラーマーク付。

↑クハの行先は金沢としてます。
室内はバケットタイプの座席への取替、車端部のロングシート化、座席配置が変更されるなどかなり手を入れた改造となりました。

↑反対側のクモハ、暗くて見えませんが行先は七尾としました。
車体の塗り分けも先頭車と中間車で色が異なるなど複雑で手間がかかっていたのでは。
後にJR西日本が実施した、経費、手間削減化による近郊電車の単色化が行われ、七尾線の車両も茜色1色となってしまいました。 ↑七尾線の茜色カラーの413系をあげてます。
415系800番台ですが、マイクロ以外にもKATO(ラウンドハウス)から七尾線タイプが発売されました。