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今回はセルフで出てきた過去世です。

 

私は小学生くらいの少女で石造りの建物が並んおり人で賑わっている都市に居ます。

名前はエリンかエディンという感じの名前です。

外出中で保護者の様な女性が同伴しています。

この保護者の女性は私の血縁者ではないと感じられました。

血縁関係はないものの、私は彼女のことを信頼しています。

彼女は今世の私の小学生の時の担任の先生と同じ存在のようです。

 

この過去世での父は今世の父方の祖父で、母は今世の母方の祖母でした。

4歳くらい歳の離れた姉もおり、彼女とは仲が良いようです。 他にも兄がいるような気がします。

この姉は今世の小学校の同級生のようです。

 

私が海を見ている時に大きな船が入ってきて、それを見た私は喜んでいます。

父はこの船の責任者か都市にある港の関係者のようです。

 

 

場面が進んで私は10代半ばくらい、年代は紀元前169、168年頃のようです。

結婚相手は軍人でお見合いをして結婚したようです。

結婚の際には神殿で祈願か祝福を授かるための儀礼が行われ動物の犠牲が捧げられていました。

この神殿はバアル神殿のような気がします。

 

結婚相手の男性は誇り高く私を労わってくれる人みたいです。

私は自己主張が少なくぼーっとしていることも多いようです。

 

少し進むと子供が生まれており、男の子が三人か二人子供と女の子が一人居ます。

 

 

大事なシーンへ進むと、私は35歳くらいになっています。

私は都市に進軍してきた敵国の兵士たちから必死に逃げており、兵士たちに捕まるとそのまま殺されてしまいます。

 

 

 

この都市に敵国の兵士たちが進軍してきたのは第三次ポエニ戦争(紀元前149~紀元前146年)の時で、敵国の兵士というのはローマ兵でしょう。

第三次ポエニ戦争で紀元前146年にカルタゴはローマに滅ぼされてしまいます。

この時にカルタゴの住民の多くは殺害され生き残った人も奴隷として売られてしまいます。

また、ローマ人たちはカルタゴの街を焼き払い徹底的に破壊しつくしてしまいます。

 

 

この過去世はエトルリアの過去世と似ているようでいて違っているところがあり、

グノーシス派の過去世とは立場の逆転が見られます。

エトルリアもカルタゴ同様ローマに征服され滅ぼされた勢力です。

エトルリアの過去世ではローマ人たちの中で生きることになりましたが、カルタゴの過去世ではその場で殺されています。

グノーシス派過去世では、おそらくはローマ人の上流階級出身で滅ぼされた側と滅ぼした側で立場が逆転しています。

 

過去世を複数見ていくと、このように過去世同士で似ているところや反対になっているところが見つかるかもしれません。