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UIPJ活動報告

UIPJは、国際平和について、意見交換を行う場を提供することを目的に、宇都宮大学の学生が中心となり設立しました。
研究会についての詳しい内容は、研究会設立目的(https://ameblo.jp/uipj/entry-12376385154.html)をご覧ください。

この度UIPJメンバーは、内閣府国際平和協力本部事務局主催「国際平和協力シンポジウム〜国連PKOをめぐる現在の方向性と課題〜国際平和協力研究員・専門家からの報告」(http://www.pko.go.jp/pko_j/info/event/symposium2019.html)に参加させていただきました。

シンポジウムでは、5名の研究員、専門家の方からそれぞれの研究発表や報告などがありました。参加者の中には明石康様や、石川薫様などもいらっしゃいました。

 

【当日スケジュール】

西村正二郎研究員 『アメリカ・トランプ政権の2年間と国連・安保理・PKO』

今井ひなた研究員 『国連とアフリカ連合:平和維持活動における「戦略連携」の進展と課題』

菅原雄一研究員 『国連平和維持活動の有効性に関する実証的政策評価の現在』

ローガン・バーロウ大尉 『米軍平和活動原則と日米同盟』(米空軍・マンスフィールドフェロー)

新井信裕二等陸佐 『南スーダンPKOへ参加して』(陸上自衛隊 元UNMISS司令部要員)

自由討論

 

最初に研究発表をされたお二人(西村正二郎研究員と、今井ひなた研究員)は、前回の私たちの主催したシンポジウム(https://ameblo.jp/uipj/entry-12425691996.html)における研究発表に関するアドバイスも頂いたことのある方々でした。

西村研究員は『アメリカ・トランプ政権の2年間と国連・安保理・PKO』と題して研究発表をなさいました。西村研究員は2017-18年の安保理において否決された決議が例年に比べ多かったことからトランプ政権の2年間のアメリカの安全保障理事会における姿勢に着目していました。そして、様々な面からその姿勢をとる原因を探り、国連平和維持活動におけるアメリカの影響について述べていらっしゃいました。

今井研究員は『国連とアフリカ連合:平和維持活動における「戦略連携」の進展と課題』と題して研究発表をなさいました。今井研究員はアフリカにおけるアフリカ連合(AU)などの地域機構と国連との平和維持活動において連携している近年の傾向や効果、課題について述べていらっしゃいました。

菅原研究員は『国連平和維持活動の有効性に関する実証的政策評価の現在』と題して研究発表をなさいました。菅原研究員は何をもって国連平和維持活動の有効性を表すことが出来るのかということに着目し、「メタ分析」的視点から現在の活動の分析を試みていらっしゃいました。

ローガン大尉は米軍の平和維持活動原則の説明や現在の日米関係の状況や重要性について述べていらっしゃいました。

 新井二等陸佐は自身がUNMISSに参加した経験を多くの写真などを用いて説明を行ってくださった上で、その活動を行っていくうえでの困難さや、その意義について述べていらっしゃいました。

その後の自由討論においては活発なディスカッションが行われ、多くのバックグラウンドを持つ参加者の考えを聞くことが出来ました。

 

今回シンポジウムに参加させていただいて、国際平和協力分野を主導する有識者の方々からの発表を聞き、様々な立場の方々の考えを知ることができ、とても充実した学びとなりました。これからの自分自身の学びに生かしていきたいと思います。

(2018年7月宇都宮大学で講演してくださった外山聖子さんと )