遺体近くにガラス片散乱 室内に現金１０万円 東京・渋谷の老女殺害
東京都渋谷区の民家で住人の無職、荻原ユワさん（９３）が首を絞められて殺害された事件で、荻原さんの遺体のそばにガラス片が散乱していたことが６日、捜査関係者への取材で分かった。荻原さんは頭から出血しており、警視庁代々木署捜査本部は犯人がガラス製のもので殴った後に殺害したとみて詳しい経緯を調べる。
捜査関係者によると、荻原さんの遺体の周りにはガラス片のほか、水も散乱していた。４日午前に発見された際、荻原さんは後頭部から出血し、頭がタオルで覆われていた。
荻原さん宅に現金約１０万円や玄関の鍵が残されていたことも判明。目立った物色の跡はなく、通帳なども手つかずのままだった,おRMT。捜査本部は金銭目的ではなく突発的に犯行に及んだとみて、荻原さんの交友関係を中心にトラブルの有無を調べる。