「少年いじめていた」堺市の突き落とし事件、家裁送致
堺市の川で専門学校生金子春平さん(16)が突き落とされ死亡した事件で、殺人未遂容疑で逮捕された知人の土木作業員の少年(17)が「金子さんをいじめていた」と供述していることが25日、大阪府警少年課への取材で分かった。大阪地検堺支部は同日、傷害致死容疑で作業員を大阪家裁堺支部に送致した。作業員は金子さんが泳げないことを知りながら突き落としたことを認めているが、地検堺支部は「殺意は認められなかった」としている,おRMT。
少年課によると、金子さんと作業員は中学時代の同級生。電話に出ないことなどが原因で、作業員らにいじめを受けるようになったとみられる。火が付いたろうそくで腕をやけどさせられていたとの情報もあり、同課は今後、他に暴行があったかも慎重に捜査する。
作業員が「貸していた1万円を返してくれなかった」と供述していることも判明。金子さんは別の知人に約4万円を貸しており、それを隠していたことに腹を立てたという。