阿佐ヶ谷での「水曜行動」
【11月2日・水曜日】
女性同盟西東京本部による高校無償化の適用を求める「水曜行動」、この日は東京朝鮮第九初級の最寄り駅の阿佐ヶ谷駅で行われた。これまで毎週、西東京市内の各駅頭で行ってきたが、西東京地域から同校に通う児童がいることもあってか、初の東京「進出」である。
五分遅れで駅に着くと、すでに二人が道行く人にリーフレットを配っていた。
「…朝鮮学校は同じルーツを持つ子どもたちが出会って、言葉と歴史を学ぶ…」、「朝鮮学校だけが…排除されています」、「近くに東京朝鮮第九があります。毎日、この駅を元気 に…」。もう一人は「朝鮮学校にも高校無償化を!」ののぼりを持ちながらアピール。寒くはないが、のぼりは風にはためていた。

しばらくすると、東京第九の先生たちが加わった。「読んでください」、「ぜひ…」。女性の先生は駅前を行ったり来たりしながらリーフレットを配り、校長と教務主任は、その場で手渡していた。
話しかけてきた若者に、教務主任が応えている。二人の表情からして、嫌がらせではないようだ。
リーフレットを配りながら先生は、下校する児童に声をかけていた。
「こんな遅くに…」
六時半を回っていた。
「習字クラブの児童たちです」と、鄭校長。答えながらも優しい視線は児童に向かっていた。
駅頭での「水曜行動」は、今回で五六回目とのことだ。いつものように「全ての子どもたちに学ぶ権利を!」と書かれた横断幕を掲げて記念写真。一時間余り、マイクでアピールしていた女性は、「子どもたちを見ると元気が…勇気をもらいます」と、語っていた。
これから寒さが増すにつれ、手をポケットに、小走り、なかなかリーフレットを受けとっともらえなくなる。そんな冬が再び迫っている。