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トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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「外部人士」も防災訓練

1121日・月曜日】

 いつものように昼食時間に間に合うように、小平の朝鮮大学へ。この日のメニューは焼き魚定食だった。


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 隣は、顔なじみの体育学部の先生だ。

 先生・「なぜ、写真を?」

 私・「こどもたちがどんなものを食べているのか心配している保護者もいるので…fbで…」

 先生・「日本の大学生もここで食べる時が…チョー大の飯は美味しいと評判ですよ」

 私・「それでも保護者たちは自分たちが通っていたころの…」

 その先生によると、日本の大学の学食で食事する機会も多い物足りないと話していた。

 焼き魚定食だが、スープは朝鮮式の具だくさんのスープだ。ご飯とキムチは食べ放題だ。大根おろしが別の器に盛られていたのには、驚いた。

 昼食後、一休みしていると、「地震です」。午後一時から防災訓練。「この部屋はサイレンが鳴らないはずだ」と、聞いていたが、ハンドマイでの避難誘導の声ははっきり聞こえてきた。

 「外部人士」、ここでは外来者のことをこう呼ぶ。「外部人士も避難です…確認されないと行方不明者として登録されます」

 案外きっちりしている。

 男子は校門に、女子は寄宿舎の前に集合し、集団で運動場に避難することになっている。

 運動場に行き、「外部人士、約一名無事です」と、自己報告したところ、張学長は「怪我もなく…無事で…」と、笑って迎えてくれた。


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 点呼が終わると、いくつかの集団に分かれ、担架による負傷者の搬送訓練に取り掛かっていた。

 記念館の前―。

「脚を折ったという仮定で…負傷者の希望者?」

積極的な「負傷者」がいるものだ。自分を担架で運ぶ六人を指名していた。

「痛い、いたた…助けてください」


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なぜか、熱がこもっている。担架に乗せられると、「落とせ、この場で…」。そんなことを言っている。無事運ばれると、なぜかがっかりしていた。

女子寄宿舎の前でも同じような訓練が。「寄宿舎と研究棟…担架が設置されて…地震ではなくても急病人が出たときは…」。そんな話声が聞こえてきた。


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校内の木々はすっかり紅葉していた。色づいたもみじの写真を何枚か撮って、図書館での資料収集に取り掛かった

 一部施設が老朽化しているので、定期的に防災訓練が行われているようだ。それだけではなく、卒業するまで、一、二度は防災センターで、強震の体験や、心肺蘇生などの訓練を受けているという。

 今年の夏休み前だったと思う。JR国分寺駅で心肺停止状態に陥った高齢の男性が、二人の女子大生の機敏な行動で、一命をとりとめたという話を「朝鮮新報」で読んだことがある。たしか、その二人の朝大生には消防署から感謝状が贈られたと記憶している。

 訓練の翌朝、東京では大きな揺れが、福島では震度五弱、津波も記録したようだ。

朝大での訓練を思い出した。