在日朝鮮学生支援会の理事会
【3月18日・土曜日】
公益財団法人在日朝鮮学生支援会の第六期第三回理事会に参加した。
議決事項は、二〇一七年度事業計画及び収支予算案とトップアスリート育英基金設立、リーフレット及びロゴマークの承認など三つ。顧問三人の一人だが、議決権はない。参考意見を述べる程度だ。
今年度も高校生、大学生、院生ら四七名に奨学金の給付(大学生の一部は貸与)を予定している。財源は全額寄付だ。高校「無償化」からの排除、助成金の差し止めなど、ウリハッキョを取り巻く経済状況が困難な中、各地の朝鮮学校の財政活動のテリトリーを侵さない寄付を集めるのは難しい。

「昨年は中国やカナダ、アメリカの同胞からも…」、「今年は教育支援を行っている様々な国際的な財団にも呼び掛けて…」とか、「年間五千円の少額寄付者を募るためには…」とか、様々な意見が交わされた。
そうした中で、「貸与奨学生から返還が…」との報告。「これで新年度〇人の学生に奨学金を渡すことができる」と。朝大卒業後の収入が十分ではない実情は熟知している。在学中の支援に感謝し、後輩たちのためにの一心で、月に一万、二万と送ってくる卒業生に、理事のみんなが勇気づけられた。
「トップアスリート育英基金」の規約について細かい詰めが行われた。「瑞々しい生命力の躍動感に満ちた『緑』を基調として、濃淡三パターンの色を使用」し、Korea、KoreanのイニシャルKをイメージしたロゴマークがお披露目され、採択された。
持続的な財源の確保が求められている。弁護士や大学教授の日本人理事を交えての意見交換は二時間余り続いた。