その20・校門のプレートなどは保存(10月26日・金曜日)/その21 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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その20・校門のプレートなどは保存(1026日・金曜日)

 東京中高の手前の道に自転車を止めていると、図工担当の張先生が通りかかった。「あれっ?」と言いながら、一緒に校門に向かう。
 仮校舎の一階正面の訪問客を出迎える看板のレイアウトが変わっていた。以前は、大きな面一杯に黄色い花、その中心に学校のキャラクターのチェサミとミレとそのファミリーのイラストだったが、紅葉した様々な色の葉を背景に、新校舎の前に建つチェサミとミレの絵になっていた。

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 チェサミとミレも新校舎建設モードに突入したようだ。
 校長室で康校長と話していると、児童たちが一斉に廊下に飛び出てきた。低学年の女子児童の手には縄跳びが握られていた。このざわめきがいい。
 

 翌日は、新入生の身体検査、康校長の話によると、東京第一と学区が重なる地域に入学対象が多いようだ。
旧校舎の取り壊しも本格化し、校門と裏門の校名が入ったプレートは取り外し、大切に保管したとのこと。校庭に立っていた、ハラボジ顔のトーテムポールも新校舎の一角にと思ったが、想像した以上に劣化がすすみ、白アリにも浸食されており、「保存」か、新たなシンボルを作るかは、思案中とのことだ。

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 帰りがけ、仮校舎の横を見ると、ブルーシートに包まれた、ハラボジ顔のトーテムポールが横たわっていた。新校舎に「進学」できるか、ここで「卒業」するのか…。気になる所だ。
 

その21・下校する児童に遭遇(1027・土曜日)

 東京中高の校門に入ると、下校する児童に遭遇した。最寄りのJRの駅とバス停の数チームに別れての集団下校だ。

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 校門の前ですれちがうと、「アンニョンハシムニカ」。
 この日行われる新入生の身体検査をお手伝いする高学年の姿はない。
 「挨拶をしましょう。知らない人でも…」
 先生のそんな声が聞こえてきた。
 天気予報では午後は雨、傘をもつ児童がちらほら見られた。

 仮校舎の前に並んでいた十人前後の児童が校門とは逆の体育館の方に向かっていく。しばらくすると、半地下の体育館から「アンニョンハシムニカ」の元気な声が聞こえてきた。

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 窓からのぞくと、さっきの児童たちの姿が見える。一〇月中旬にスタートした「ちびっ子柔道教室」。児童と同じくらいの数の柔道着を着た大人が出迎えていた。東京中高に柔道部がなくなって久しい。指導に一役買って出たOBの方が張り切っているようだ。

 
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 校門の外が騒がしい。記念写真を撮る一団がいる。
 横断幕には「朝鮮学校の歴史 小説『ぼくらの旗』文学紀行」と書かれていた。青年たちに交じって子どもの姿も。小説の舞台は、都立時代の東京中高。今日はここで半日過ごすという。(詳細は別稿)

*加筆して、『朝鮮学校のある風景』52号に掲載します。