朝大の第38回定期演奏会へ
【12月3日・日曜日】
久しぶりにウリ音楽が聞きたくて、小平市民文化会館で行われた朝鮮大学校の第38回定期演奏会に行った。

吹奏楽「光たたえん」(김정은장군님께 영광을)で幕を開け、女声合唱や民族器楽、管弦楽などが披露された。
民族器楽重奏「満月臺」は東京第一初中級学校の教員・柳理順さんの作品だ。歌だけではなく、こういう曲も創作されているのだということに、民族教育を中心とした音楽分野の裾の広さを感じた。
続いて披露された民族器楽合奏「咸鏡道農夫歌」は、高い音色や低い音色の民族楽器が軽やかなチャンダンに併せて掛け合うさまが、おもしろくて、楽しかった。かつて朝鮮半島の農村には農繁期に互いに助け合って仕事をする「プマシ」という慣習があった。歌のうまい人が前に出て日々の憂さや笑いを歌にして歌い、それに併せて農民たちが合いの手を入れながら動作を併せて農作業をしたという。そんな様子が目に浮かんだ。
ソヘグム二重奏「運命の道しるべ」は、ソヘグムの繊細で素朴な音が魅力的だった。
締めは毎年恒例のカンタータ「鴨緑江」。ところが今年は合唱参加者が少なかった。金剛山歌劇団も助っ人も器楽部だけだったようだ。ダイナミックな「鴨緑江」を期待していたので、少し残念だった。
今月二八日には神奈川朝鮮中高級学校吹奏楽部&民族管弦楽部の定期演奏会がカレッツ川崎ホールで行われる。校区の初中級学校や同校舞踊部も参加する。二〇一七年をウリ音楽の華やかなフィナーレで送るには良さそうだ。仕事で行けないのが悔しい。(この項、金淑子)