生活の中で日々「統一」を意識 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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生活の中で日々「統一」を意識

10月8日・日曜日】

 留学同東京地方本部と西東京本部が主催する「連続統一講座」へ。

 南北の首脳が合意した「南北関係発展と平和繁栄のための宣言」(以下、「10・4宣言」)発表から一〇年、それを記念しての全四回の連続講座の最終回。「再び祖国統一理念を想起する」ための基調講演と統一運動にどのようにかかわっていくか、いけるかを論じる学生企画の二本立てだ。


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 自らが置かれている現状の分析と、家族史調査にもとづく学生企画は、聞き応えがあった。

 6・15共同宣言が発表された二〇〇〇年は、五歳、10・4宣言は一二歳の時の出来事で、その後、李明博、朴槿恵政権下で南北関係の大きな進展・改善は見られなかった。そうした状況で育った、自分たちは統一を身近に感じることができなかったし、統一をイメージすることすらできないという。このような状況下で、それでも統一のためにどのようなアクションをするかが提起されている。

その第一歩として、祖父母世代の家族の話と、自分の歩みを通して、「生活の中で分断を意識した瞬間」、「統一を熱望した、あるいは渇望した瞬間」についての二人の調査報告は、リアルで、説得力があった。

 一九三八年生まれの七九歳の祖父の「分断とは、割った割り箸のようなもの」との言葉や、九一歳の祖父の「諦めている人の前に展望はない…世代を繋いで統一への道を築いてほしい」との言葉を参加者皆が重く受け止めたようだ。

 留学同では、この家族調査を通じての「分断」と「統一」についての意識調査を今後とも幅広く行うとのこと。身近な存在から「分断」を考える。一人ひとりに歴史があるように、「統一」を強く望んできた人がいたことを受けとめることができればというのが趣旨だ。

 生活の中で「分断」と「統一」を意識する。意識して一人でも多くの学生、青年を巻き込んだ運動をつくりあげる必要性が語られ、一人でも多くの人との出会いの場、学びの場をつくるなど、三つの「方向」が示された。

 一度日本の社会に埋もれてしまうと出会いにくい、同化が急速に進み、それに「北朝鮮バッシング」が出会いをさらに難しくしているとの話に心が痛んだ。


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 なお、基調講演は、朝大の文泰勝先生が「10・4から一〇年―これまでどのような統一のための実践がなされてきたか」をテーマに行った。10・4宣言の内容と意義にふれ、保守政権の登場とバックラッシュ、今後の展望などについて、詳しく述べた。*