熱気むんむん、裁判学習集会
【7月30日・日曜日】
「東京判決を前に―広島・大阪判決を考える学習集会」へ。
開演一時間前、会場の東京中高の食堂兼多目的ホールには「無償化連絡会」のメンバーが準備作業に取り組んでいた。大阪勝訴で、表情は一様に明るい。東京も!の意気込みも感じられた。

厨房からはオモニたちの笑い声が。ラグビーのユニフォームを着た生徒たちがのぞきに来ている。ラグビー部の昼食を作っているようだ。
私・「ラグビー部の…」
オモニ・「そうです。」
私・「修学旅行で平壌に行った部員は…」
オモニ・「多少、体力が…食べる量が違いますから…」
オモニ・「あれ私の息子…」
私・「妙香山で焼き肉をもくもくと食べていた子もいましたよ」
そんなやり取りをする中、部員たちはどんぶり飯とスープを運んでいた。
開場直後から続々と人が詰めかけた。夜会の準備などで学父母の参加が危ぶまれていたが、席が足りない。丸椅子に、急きょ教室の椅子も運び込まれた。講演内容をつづったリーフが幾度も増し刷りされていた。
横に詰めて、縦に詰めても立ち見が出るほどだ。厨房でラグビー部の昼食をつくっていたオモニたちも厨房の中で声だけを聴いていたとのことだ。
九州から全国行脚を行っている無償化連絡会の長谷川代表は、旅の先々でのウリハッキョ関係者や支援者との出会いや大阪裁判での勝利の瞬間を思い出して、感極まり、マイクを握ったまま声が出ない。広島、大阪の裁判に駆けつけたオモニたちの話は、「けっして諦めない」、「子どもたちから教育の機会を奪ってはならない」という気持ちを一つにさせた。

ときどき、冷房が止まり、人いきれでむんむん、会場は終始、熱気が漂っていた。
九月一三日の東京での判決日には、さらなる運動の拡散、世論の盛り上がりを期待させる集会だった。
*加筆して、9月下旬刊行の『朝鮮学校のある風景』45号の載せます。