朝大60周年・大祝祭 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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529日・日曜日】
 朝大創立六〇周年記念イベント、 とにかく暑かった。前庭、図書館、研究棟、どこに行っても人の波だ。ダンシングチームのオープニングが始まる時点で、すでに同級生を探す気はそがれていた。
 「なにしているの?」
何人かの同級生からのいくつもの着信履歴、携帯電話が鳴ったのも気づかないほどの賑わいだ。
「みんな、ポールの下で飲んでいるから…」
国旗掲揚台の下、メインステージの隣のテーブル、分かり易い場所に陣取ったものだ。日差しがきつく、共和国の旗がなびいているのか、空を仰ぐこともできなかった。前日の記念大会にも参加した専従組を含めて六人、昼食前だというのにすでに顔が赤い。日に焼けたのではないようだ。カメラを向けると、「上からはダメ…下から下から…」。髪を少しでも多く見せたいようだ。政経一四期・「クラブ小平村」の村民たちは相変わらず注文が多い。
六〇周年を記念する「募金運動」に一九人が参加し、二五万円集まったことが報告されたが…。
 
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 写真展をのぞいて、図書館に展示された卒業アルバムを見て、研究棟でのICTの模擬授業を体験して、何人かの読者と立ち話をして戻ると、テーブルの上の空き缶が増えていた。テーブルの下に置かれたビニール袋からは缶ビールが顔を覗かせていた。
一部メンバーが入れ違っていた。他の学部の同級生の顔がならんでいた。他学部の同級生は来なかったようだ。この日目立ったのは、青商会世代と言われる、三〇代と四〇代だ。

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 三時が過ぎ、中央舞台では軽音楽団のライブだ。『風景』の最新号の巻頭インタビューに応じてくれたパク・ソヨンとキム・フィソンが歌いだすと、会場はますますヒートアップした。
歌の合間に、こんな声が…。
 「トンム…それは違う…」、「そんなこと言えるか…」。 
 相変わらず果てしのない「論争」をしているようだ。
 一方では、携帯で誰かを呼び出している。
「来ているのに…顔を出さないなんて…」。
踊りだす輩が。「エレキに、オッケチュム?…」
紫のTシャツを着た女子大生がスマホを向けていた。笑いをこらえている。
 
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 五〇周年の祭典の時は先頭で旗振りをした「村民」だ。目をつぶっている。暑さとアルコールで気を失っているのかも…。それでも手と腰は怪しげに動いていた。
 
 暑く、熱いひと時だった。しかし、「恩師」と席を共にできない現実が寂しくもあった。故人もいるが、在学中の一九六八~一九七二年は、「狂風」が吹き荒れた時期だ。その後、「元朝大教師」として、日本のマスコミに使いまわしされ、とても大学の門をくぐることができない輩もいる。
 「二〇一六年を送る会でまた…」。年末、一三年続いている忘年会での再会を約束して、三々五々家路へ。一部は赤いネオン、青いネオンの街に繰り出したようだ。


**再整理して、7月下旬に刊行する『朝鮮学校のある風景』38号に載せます。