年明け初の「無償化」月例会へ
【1月6日・水曜日】
二〇分遅れで会場へ。「高校無償化」と東京裁判支援など、三つの会の年明け、初の月例会だ。
傍聴人が減少した昨年末の第八回口頭弁論の反省と次回三月初旬の口頭弁論への対策、東京朝鮮高校生裁判ニュース『モンダンヨンピル』八号の編集状況が述べられ、二月の「朝鮮学校全国一斉行動」の取り組みについて意見が交わされた。二月一三日には大阪で全国集会が催され、東京では一九日の文科省申し入れにつづき、翌二〇日に全国行動の関連集会が計画されている。
帰りがけ、「フェイスブックで見ました。今日は文科省ではなく、外務省に行かれたようで…」と声をかけられた。「…活動範囲は広いようで…」と。

ソウルの日本大使館前での一二一二回目の「水曜デモ」に呼応して、外務省前で連帯アクションがあるということは、二~三日前に知った。『風景』の35号の編集作業に追われ、呼びかけ人が「朝鮮女性有志」となっていたので、「男性は…」とためらったが、フェイスブックで昼の部の連帯行動でマイクを握る男性の姿を見て、夕方の部に参加することにした。
その場で紹介された三人の凄まじい被害体験と、昨年末の韓日「合意」についての激しい怒りと、憤りに接し、「韓日談合! 絶対反対!」、「公式謝罪! 法的賠償!」と、叫びながら拳に力が入った。
「韓日政府は被害者たちの声を無視するな!」、「これ以上被害者の尊厳を傷つけるな!」

何年か前、ウリハッキョを訪れたキム・ポクトンハルモニが、「기특하다」、健気だという言葉をくりかえし、朝鮮学校で学ぶ子どもたちを励ましたという話が、なぜか思い出された。

ソウルでの一〇〇〇回目の水曜デモのときに紹介されたという詩の朗読を聞きながら、その場を後にした。月例会の会場に向う途中、地下鉄の中で「彼女たちが…失ったものは…」の一節が何度もリフレインした。
*加筆して1月下旬刊行の『朝鮮学校のある風景』35号に載せます。