東京第3・食育の日です | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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東京第3・食育の日です。
【2月7日・土曜日】
 高学年は講演、低学年は絵本の読み聞かせを通じた「食育」後、一日給食。校舎に入ると、一階奥の炊事場から、すでに「なにか」の匂いが漂ってきた。
 給食室がにぎやかだ。作業台には、湯通しされたホウレンソウに豆もやしが、ピビンパの具材を囲んでオモニたちの話し声が飛び交っていた。
 「アンニョンハシムニカ」を言う前に、「いつもスゴハシムニダ」と。笑い声が絶えなかったが、手は鍋をかき回しつづけていた。
 「六年生の農楽…来年は…」。教室のどこからか、打楽器を叩く音が…。月末に迫った、学芸会の練習だ。この日の一日給食の担当は五年生のオモニたちだ。

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 隣の教育会室をのぞくと、ピンクのチマ(民族服のスカート)がかかっていた。大きい。東京第三のマスコットチェサミとミレの学芸会用の衣装だ。かぶせた黄色い布はチョゴリ(上着)になるのだろうか…。
 洪先生はいつも忙しい。「だしの素の買い置きは?」、「ラップは?」。隣で調理するオモニたちがひっきりなしに入ってきては、出て行っていた。
 学芸会に新一年生の受け入れ、卒業式に、今年は七〇周年の記念行事の準備も重なって、例年になく、忙しそうだ。

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 校舎の玄関では、教務主任の金先生が板と板とを打ちつけていた。学芸会の大道具づくりだ。電動ドリルのけたたましい音が響き渡っていた。「インフルエンザ…どうにか…」。一週間前に比べて、顔色も良くなったようだ。

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 食育の時間まで、学芸会の練習だ。
 二階の音楽室からは打楽器の音が…六年生たちは鼓と太鼓をひたすら叩いていた。隣の三年生の教室からも何か(学芸会のお楽しみ)を叩く音が、一年生の教室からは「아주 마음에 들었어요[とても気に入りました]」と言う声が何度も聞こえてきた。

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 三階に行くと、四年生の教室では児童を前に担任の夫先生が笑顔で話していた。後で知ったのだが、翌日の日曜日が結婚式、なにをやっても楽しかったのだろう。五年生の教室からは軽快な「オンヘヤー」のメロディーが流れていた。

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 再び二階の低学年の教室へ。二年生の教室では、全先生が同じ動作を幾度も繰り返していた。手には長い剣、とても身軽だ。児童たちはついて行けない。手とり足とり手本を示さなくてはならないので大変だ。学芸会までまだまだ練習が必要なようだ。

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 一一時半、高学年を対象にした「ビタミンとミネラルの話」が始まった。
 「五大栄養素」と言う文字が、プロジェクターで映し出される。
 「読める人?」、「ご・だ・い・よ・う・そ」、「おしい、一文字…」、「それでは五大栄養素を知っている人?」、「ビタミンの種類は?」、「不足すると…そうかっけに…」。こんなやり取りがつづいた。
 オモニ会の趙会長が写真を取りに来た。案内チラシには、講師は、学父母で、医学博士と書かれていた。
 中座して、低学年の読み聞かせを見に行った。

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 まだ始まっていなかった。何人かの児童が手を挙げていた。好き嫌いがあるか、聞いたようだ。

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 まずは「たからものはなあに」、「しょくいくランドのたんけん」というサブタイトルがついていた。少し大き目の本を一人がめくり、三人が役になりきって読み進んでいた。滑舌が良い。声も通ってとても聞きやすかった。
 つづいて「きこえたね!いただきます」。
 終わると、全先生が児童に幾つかの質問をして、絵本の内容のおさらいだ。「それでは、給食をつくってくれたオモニたちに…」、児童全員で「コマッスムニダ」。
 学校通信のブログに載せるのだろう、教育会の洪先生が何枚も写真を撮っていた。

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 「緊張した?」、「ちょっと…」、「よかったよ」。読み聞かせをした三人のオモニたちは、そんな言葉を交わしながら階段を下りて行っていた。

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 六年の教室に戻ると、「今日のおさらい」の文字が映し出されていた。
 「レバーは無敵」、「偏食は×」、「食品添加物はミネラルの敵」だそうだ。
 そして、この日のメニューのピビンパとワカメスープの各食材の栄養素を記した紙が配られた。ピビンパは栄養素的にも優れたメニューのようだ。

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 給食は、教室ではなく、三階の三つの教室の隔たりを取り除いた臨時講堂に全校生が集まり一緒に食べた。ビュッフェスタイルだ。児童たちは豆もやしにホウレンソウ、大根とにんじん、ひき肉のそぼろ、錦糸玉子にきざみ海苔を自分でシッピングしてオリジナルピビンパを作っていた。全先生は、一人ひとりを呼び止め、両手で完成したピビンパを持つ児童にカメラを向けていた。


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 丼飯の上にお皿に盛られた具材を自分で載せいてくのだが、好き嫌いが一目瞭然だ。豆もやしと金糸玉子の黄、ホウレンソウの緑、大根の白ににんじんのピンク、ひき肉のそぼろの茶、きざみ海苔の黒、ドンブリがカラフルに彩りされた児童は偏食ナシと言ったところだ。
 中には、まずご飯にコチュジャンを入れて混ぜて、それからトッピングするという児童も、親がそうしているのだろう。

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 今の子は欲張らない。食べられるだけ載せていた。私も並んで自分流のピピンパに挑戦した。オモニたちが勧めるのもあるが、これもあれも大好物で載せ過ぎた。六年生と一緒に食べたのだが、山盛りピビンパは少し恥ずかしかった。

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 しばらくすると、いつもの「コッペギ」、おかわりだ。たまにこうして全校生みんなで同じものを食べるのもいいものだ。にぎやかなことがなによりだ。

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 校門の隣の枝木で、何羽もの鳥がさえずっていた。卒業生を送り出し、新入生を迎える春が近づいている。

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