東京第3・インフルエンザもはねのけ | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【1月29日・木曜日】
 創立七〇周年の相談事があるというので、母校の東京第三へ。
 風が冷たい。校門横の「チェサミレ農園」も春を待っているようだ。

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 校門が騒がしい。スケート帰りの低学年生たちだ。少ない。ふと思い浮かんだのは、インフルエンザだ。
 私・「行けなかった子が多かったのですか?」
 三年担任の許先生・「いや…途中解散です」
 児童たちは、許先生の話を聞いていた。視線は先生の顔だ。「サッカーは少し休んでから…チェサミ[准学童保育]は三年生の教室へ…一年生から順番に入りましょう」。三年生が校舎に入ろうとすると、「入っていいといわれましたか…」と一言。児童たちが戻りかけると、「入りなさい」。いつもの笑顔だ。担任の児童たちをからかっているのか? 先生の顔つきはいたって真面目だった。

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 打ち合わせを終え、いつものように校舎をひと回りした。一階と二階の間の踊り場から運動場を見ると、先ほどの児童がボールをゴールに蹴っていた。低学年のサッカー教室「ポンドリ」だ。保護者なのだろうか、男女二人がボールを追う児童を見つめていた。

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 二階の低学年の教室は静かだ。一、二年生の教室は灯りも消えていた。三年生の教室は学童保育。四年担任の夫先生を囲んで床に座り込んだ児童たちが何かゲームをしているようだ。窓越しなのでよくわからない。のぞき込んでいると、みんなが「アンニョンハシムニカ」をしてくれた。

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 民族楽器と洋楽器を奏でる音がどこからともなく聞えてきた。高学年生は月末に迫った学芸会の練習だ。舞踊担当の金先生は、二人の児童の間に挟まり、同じ動作を繰り返していた。笑顔だ。インフルエンザだと聞いていたが、復帰したようだ。

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 理工室からは美術担当の張先生の声が。七、八人の児童が自分の背丈より高い箱に何かを描いていた。
 私・「学芸会の大道具ですか?」
 張先生・「いや…美術部の演目に使う…」
 張先生は、児童たちが描いているミニチュア版の箱を持って詳しく説明してくれた。学芸会でのお楽しみと言うことで、書けない。

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 教員室でしばしの歓談。金教務主任は風邪からまだ抜けきれないようだ。
 インフルエンザにかかった児童が少なくなかったようだが、学級閉鎖にまでは至らなかった。高学年は元気にスキーにも行ってきた。学芸会までひと月余り、インフルエンザを気遣っていた。
 バスに乗ってふと外を見ると、先ほど、運動場で低学年のサッカー教室を見ていた男性と児童が並んで信号の方に歩いてきていた。なんとなく、心和まされる風景だ。ウリハッキョに行くと、いつも元気をもらって帰ってくる。コマッスムニダ。