二学期末の東京第三へ | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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二学期末の東京第三へ
1220日・土曜日】
 明日日曜日を挟んで、月曜日は二学期の終業式だ。
 学期末試験も終わり、大掃除も終わったのだろう。二階の低学年の教室をのぞくと、本を読む児童がいて、教室の後ろで寝転がっている児童がいて、ドアのガラス越しに目が合うと、少しビックリ顔で、一人では恥ずかしいのか、あわてて隣に座った児童に知らせて一緒に「アンニョンハシムニカ」をいう児童がいた。
 
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 二年生の教室では、机の上に色鉛筆で何かを描き込んでいた。年賀状のようだ。
 トイレから出てきた一人の児童が「アンニョンハシムニカ」、一緒に出てきた児童は「チャルオショッスムニダ」と、あいさつして一年生の教室に入って行った。
 高学年の教室が並ぶ三階の踊り場の書庫には、真新しい色とりどりの本が並べられていた。
 
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五月の運動会を機にオモニ会が呼びかけた、子どもたちに七〇〇冊の本の寄贈運動の成果のたまもののようだ。日本で刊行された本と共に、ソウルから送られて来た「月と六ペンス」や、「狭き門」、「誰ために鐘が鳴るのか」など、ハングル版の世界名作全集も並んでいた。
 その隣のボードには、東京中高での少年団合唱競演大会の賞状が張られていた。一等になったことは、その日の午後、東京第九でのクリスマス会で知った。会場から戻ってきた先生が教えてくれた。「チェーグー(第九)は?」と尋ねたら、「一等だけ」だったとの答えが戻ってきた。
ピンクの下地に「ハンサンジュンビ!」と少年団の合言葉を記したバッチなどがデザインされた賞状には「…強い団結力と民族情緒満ちあふれた歌声を誇示し…」と記されていた。「来年の学芸会が楽しみ」、「七〇周年の記念事業に弾みが…」。フェイスブックに寄せられた学父母の喜びのコメントが思い浮かんだ。
 
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 四、五、六年生の教室の隔たりを取っ払った「臨時講堂」では、高学年の児童がビデオに見いっていた。少年団の合唱競演大会だ。
私・「ひいきめではなく、いいですよね」
黄先生・「練習を重ねました。ハモレないので、アンサンブルに力を…」
 入退場の動作も何度も繰り返したとのことだ。
 隣では、二人の女子児童が床を丹念に掃いていた。おしゃべりをしながら楽しそうだ。この後、学期末最後の行事として、全校生徒による「学科競演大会」が予定されている。
 
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 全校生が一一のグループに分かれて座りだした。
低学年は、国語、算数、日本語の三教科から、四年生はそれに理科が、五年生は社会が、六年生は歴史と地理が加わり、学年別に出題されるようだ。
まずは一年生、くじで引かれたのは日本語だ。各グループの最前列に並べられた机の前に座り、ホワイトボードに答えを書くようになっている。二年生は国語で、問題は「タラナダ」の同意語だ。全員正解!! 
 次は「特別問題」、全員で意見を出し合っての回答だ。机の周りに集まり相談したり、床に座り言葉を交わしたり様々だ。上級生と下級生が混じって、答えを導く光景はいいものだ。
 「小さな声で…隣の組に知られちゃいますよ…」。先生が注意する声だ。
 
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 「特別問題」を挟んで一年生から六年生まで一巡すると、成績の中間発表だ。
 進行役の夫先生は、「逆転する可能性はまだまだあります…」。それにしても答え合わせをする度に、一一のグループのホワイトボードを見て回らなければならない夫先生は、かなりの運動量だ。それに「記録係」なのか、回答する児童の写真を撮っていた金先生も…。
 
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 「電気が流れる道は?」、「形成文字とは?」、「子音はいくつ?」、「イボヨの反対語は?」、「世界で一番大きな湖は?」など、教科から出される問題もあれば、とんちのような問題も。教科のくじ引き、問題、そして答え合わせをする度に、児童の間からは歓声? 悲鳴? が飛び交っていた。それで四年生の教科のくじを引かされたときは少し緊張した。
 「特別問題」には、「創立六〇周年の時、冷房が入りました。その数はいくつでしょう?」とか、「最初の校舎はどこにあったでしょう?」、「東京第三のキャラクターの『チェサミ』と『ミレ』は何年生でしょう?」とか、そんな問題も提出された。来年学校創立七〇周年を迎える母校への関心を高めようとの「チェーサムネタ」だ。
 
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答える児童たちも、それを補助する先生たちも和気あいあい表情も明るく、雰囲気もとてもよかった。低学年には「兄、姉たちはこんな難しい問題も…」と、刺激になったようだ。
午後からの「朝鮮学校を支援する全国ネットワーク・2014全国交流会」に参加するために中座、玄関でオモニ会の趙会長とでくあわせた。
私・「今日は?」
会長・「弁当を忘れて行ったので…」
趙会長は、自転車を乗り出した末っ子を少し後ろから心配げに眺めながら、自転車を引いて校門を後にしていた。
 
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