クリスマス会も今や学校行事に | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

トンポ・トンネ 日々イモジョモ

ブログの説明を入力します。

クリスマス会も今や学校行事に
12月6日・土曜日】
 一時過ぎに東京第九に着く。開始三〇分前、玄関には「2014XMAS모임(2014クリスマスの集い)と書かれた立て看板が、会場の多目的ホールには朝鮮語で「東京朝鮮第九初級学校2014クリスマスの集い」との大きな看板が掲げられ、その下には板でかたどったツリーと雪だるま置かれていた。
 
イメージ 1
 校門に人影が現れると、玄関前の廊下に整列した五、六人の男女児童が、いっせいに「チャル オショッスムニダ(ようこそいらっしゃいました)」だ。四、五、六年生の高学年の児童は、東京中高での少年団のイベントに参加しているので、低学年だけでの出迎えだが、声がそろっていた。
 その頃、厨房では五人のオモニたちがデザート作りに励んでいた。
 「オンニ…オンニ」の声が弾んでいた。会場からは、韓国語バージョンのクリスマスソングが流れていた。
 
イメージ 2
 カラフルなプログラムを見ると、靴下づくりに記念写真、低学年によるオリニコンサート…。「サンタさんからのすてきなプレゼントがあるよ!」とも書かれていた。
 赤ん坊やヨチヨチ歩きの幼児を連れた保護者は会場へ。在校生に手をひかれ階段を上って行く幼児は、来年度入学する新一年生のようだ。
 
イメージ 3
まずはオープニングセレモニーだ。赤や青のクリスマスの帽子をかぶった児童たちがクリスマスソングをうたいながら、踊っている。普段聞きなれないウリマルでのクリスマスソングが新鮮に聞こえた。保護者なのだろう、スマホを向ける。動画も撮っていた。
 
イメージ 4
 
イメージ 5
 教員室の方から歩いて来たサンタクロースをひきとめ、オモニがカメラを向けていた。
 会場にサンタクロースの登場だ。
 「にせものじゃないよ…」、「いくつかな…」、「来年一年生か…」、「プレゼントはもう少し待って…」。
 子どもとのそんなやり取りが聞こえた。
オモニたちのリクエストに答えて、行ったり来たりしながら幼児を抱き上げて写真に収まるサンタはサービス精神旺盛だ。
 
イメージ 6
 
イメージ 11
 厚紙にシールを貼って靴下をつくり、クリスマスツリーをかたどったグリーンの板に貼り付けることになっているのだが、幼児たちはサンタに気を取られ、なかなか作業が進まなかった。
「サンタさんの兄弟だよ」と言って、鄭校長がサンタと話し始めた。並んで歩くと、サンタよりサンタらしい体格をしている。体格からいうと、弟ではなく兄貴分のようだ。
 
イメージ 7
 
イメージ 8
 サンタを交えて、記念写真。写真に入ったり、写真を撮ったり、行ったり来たりする保護者が少なくなかった。
 在校生と幼児が一緒にケーキを食べて、プレゼントをもらい、最後は低学年による「オリニコンサート」。
 保護者に混じって、鄭校長もスマホを舞台に向けていた。
 
イメージ 9
 そして、鄭校長は何人かの幼児にマイクを向けていた。
 「楽しかったですか…一番楽しかったのは?」
 「クリスマスのプレゼントは何が欲しいですか」
 幼児たちは、「戦車」だとか、「パズル」だとか、「トミカの…」だとか、希望を述べていた。
 鄭校長は、「おうちに来るサンタクロースさん、よく聞こえましたよね。間違えないように…」と。保護者たちは、思わず笑いをもらしていた。最後は「歌もよかった、踊りも…よくやった」と、低学年の児童を称えていた。児童たちの家にもきっとサンタクロースが訪れるのだろう。
 
イメージ 10
 東京第九では、就学前の幼児を対象に年二度、「オリニフェスタ」を催している。その内の一回がクリスマス会だ。
もう何年も前の話になるが、女性同盟の顧問たちの集まりで、クリスマス会のことが話題になったそうだ。「朝鮮新報」がどこかで催されたクリスマス会の記事を載せたのだが、「けしからん」というのだ。この日も、その話が話題になっていた。
そう言えば、昨年の今頃、東京第九で「阿佐ヶ谷朝鮮学校サランの会」の月例会が行われたのだが、多目的ホールに飾ってあったクリスマスツリーを見た日本人の会員が「朝鮮学校でもクリスマス会するのですか?」と、教務主任に質していたことが思い出された。
×          ×
年末年始、「朝鮮新報」には各地のウリハッキョや会館で催されたクリスマスの記事が誌面を飾っていた。ウリハッキョでのクリスマス会は、もう珍しくない学校行事の一つとして組み込まれて久しいようだ。