少年団の合唱競演大会へ | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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少年団の合唱競演大会へ
12月6日・土曜日】
 一〇時五〇分からはじまるというのに、会場の東京中高の体育館に着いたのは、三分前。体育館の前では、お揃いの白いジャンパーを着た青商会のメンバーが児童たちのための昼食の準備に取り掛かっていた。
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急ぎ体育館にはいると、ロビーに児童のカラフルな色の靴が学校別に「行儀」よく並んでいた。
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 体育館に入ると、壁には「ウリ民謡紹介」との大きな文字の下に、この日うたう曲の歌詞が貼り出されていた。朝鮮民謡からの自由選曲とのことだが、歌詞を見ると、昔から歌い継がれてきた民謡と共に、「在日朝鮮少年団アリラン」、「オリニ(子ども)アリラン」など、ウリハッキョで生まれた曲も含まれていた。
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 東京第三は、二番目に舞台に上がった。「プルムヤ~、プルムヤ~」引き付けられる歌声だ。最初にうたった大所帯の東京第一より迫力がある、学芸会での声量と違う。何よりも、楽しくうたっている。それに表情もいい。もしかしたら優勝? そんな思いがよぎった。
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 東京第三は、洋楽器や民族楽器では数々の賞に輝いたが、独唱や合唱は今一歩、力を発揮できずにいたので、うれしかった。
何人かのオモニが二階の客席からスマホを向けていた。舞台に立っている児童に劣らぬ笑顔だ。
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 西東京第一、東京第四、第五、第九、千葉、西東京第二、第六、そして第二…。どの学校も、それなりに特色を出していたが、それでも第三が、の思いを強くした。
 時々、白いジャンパーを着たアボジが、舞台をカメラに収めに来ていた。
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 全校がうたい終わると、進行役の先生は「どの学校もよくやった。一生懸命うたう姿に感動した」と。
 そして昼食。メニューはカレーか、ピビンパプかだ。フランクフルトも美味しそうに焼きあがっていた。
 「児童と先生の分、合わせて四五〇食…もちろんおかわり自由です」
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 「昨日から東京第三と第四の厨房を借りて…コトコト…カレーを…」
 「子どもたちにキムチが辛くないといいのですが…」
 青商会の「KYC」のロゴが入った、白いジャンパーの背に、冬の日差しが優しく反射していた。
 笑顔で並ぶ児童にスマホを向ける会員たちの顔もほころんでいた。
 午後から東京第九でクリスマス会が予定されているので、「合唱競演」の審査結果を聞けぬまま、学校を後にした。
 第九に向いながらも、結果が気になった。
 
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 合唱ではぬき出ていると思ったが、封建時代の小作農と地主が出てくる「プルムタリョン」より、統一をテーマにした「ハナ(ひとつ)アリラン」や、ウリハッキョのことをうたった「在日朝鮮少年団アリラン」を選んだ学校が選曲で高得点をあげたのではないか…。そんなことが頭から離れなかった。
 それでも、東京第九の校門をくぐるときまで「プルムヤ~プルムヤ~」の児童たちの弾むような歌声がリフレインしていた。