敬老の日です。 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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東京第3での「敬老の集い」へ
【9月20日・土曜日】
 低学年の祖父母を招いての「敬老の集い」は10時半スタートだ。
 学校に着くと、オモニたちは続々と1階奥の炊事場に向っていた。
 私・「今日の担当は…」
オモニ・「4年生のオモニです」
私・[メニューは?]
オモニ・「……100本、100本です」
歩きながら話しているので、よく聞き取れない。
炊事場から出てきたあるオモニの後をついて会議室に入る。
壁に「二〇一四年度四年生担当敬老の日給食」と、書かれた分担表が貼られていた。
8時30分 役員集合
930分 オモニたち集合
11時 うどん盛り付け
1140分 各担当場所へ運ぶ
13時 後片付け
時間割の隣に、「①炊飯(5㎏×2回)→炊けたら塩、ゴマ油で味付け→さます」とか、「器にうどん1玉+具(豚肉・きゅうり・錦糸玉子・ワカメ・あげ玉)」とか、「①テーブル拭く②配膳する③めんつゆを注ぎに回る*足りなくなったら…」など、事細かく作業の手順と担当者の名前が書かれていた。
先ほど廊下ですれちがったあるオモニが言っていた「100本」とは、キムパブ(朝鮮風具だくさん海苔巻き)の数のようだ。
招待した祖父母と1、2、3年の低学年の児童の分だけで120食、「1日給食」の高学年の児童の分と4年生のオモニたちの分を合わせると、200食を越す量だ。
分担表を見ると、すでに前日から人参と小松菜を塩茹でするとか、フルーツポンチを冷凍するとか、準備に取り掛かったようだ。
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  その頃、3階の高学年の3つの教室の隔たりを取り除いた「臨時講堂」では、お祝い公演の最後のリハーサルが行われていた。長身の男子児童が何やらとりだしていた。児童たちの中からは時々、笑い声がもれていた。演目に手品もあるようだ。
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  1階の低学年の教室から幼児の声がもれてきた。2年生の教室だ。
 1組は幼児を連れた祖母。しばらく壁に貼られた写真を見ていたが、「○○ちゃんの机はどこかな?」、「水筒はこの色だから…」と、幼児と一緒に孫の席を探し始めた。
 もう1組は母と娘のようだ。壁に貼られた児童の写真を見ながら、「○○とは仲良し…」「道端で喧嘩をして…叱られて…」。そんな話し声が聞こえてきた。
 私・「オモニですか?」
 女性・「違います。小さい時…仕事のとき面倒を見ていただいた…日本の保育…」
 昨年もハラボジ、ハルモニが来られなくて、寂しい思いをしたようなので、「保育ママさん」を誘ったようだ。
 「初めての朝鮮学校で…どぎまぎしています…○○君が嫌がらなければいいのですが…」その「保育ママさん」さんは、リハーサルを終えて教室に戻ってきた児童の「アンニョンハシムニカ」に笑顔で応えていた。
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 1階に下りてくると、「これ私…横が○○で…」「名前が思い出せない…」。階段に貼られた卒業生の写真を指差しながら2人の女性が楽しそうに話を交わしていた。
 指を指している写真が妹のクラスの18期の卒業写真だったので、思わず声をかけた。
 私・「このメガネの女の子分かりますか?」
 女性・「キュランでしょ」
 もう1人の女性・「帰国したのでは?」
 妹の同級生だ。私が兄だと言うと、「元気に暮らしている?」。孫の世話をしているというと、「孫? そうか…私たちも孫を見に来ているのだから…当然ね」
 「河○と黄○○も元気だって…手紙に書いておいて…」。
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  10時を過ぎると、孫に招待されたハラボジ、ハルモニが続々と到着した。「早く来すぎちゃったみたい」、「入学させた時から楽しみにしていた」。みんな笑顔だ。
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  その頃、会議室では、錦糸玉子づくりの真っ最中だ。「①塩、片栗粉少々入れて…②細切り」。分担表では炊事場での作業のはずだが…。キムチを切ったり、5キロの豚肉を茹でて、冷水で冷やしたり、麺つゆを作ったりで、炊事場はいっぱいのようだ。
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  10時半、予定通りお祝い公演がはじまった。高学年の児童による民族楽器と現代楽器の合奏。コントラバスを弾く男子児童も、もう6年生だ。4年生の時は、大きな楽器を一人では運べず、上級生が手伝っていた。弾くときも15センチ位の台の上に乗っていた。
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  群舞…高学年の演目が続く。エプロン姿の一群が身を乗り出すようにしてわが子の姿を追っていた。炊事場や会議室で昼食の支度をしていた4年生のオモニたちだ。席をすすめられても座ろうとしない。笑顔だ。
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 祖父母達の視線の先は孫。音楽に合わせて、一緒に手拍子を打ったり、抱きついたり、ここも笑顔だ。
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 2年生にも息子がいる4年生のオモニは、そんな祖父母と息子の姿にスマホを向けていた。「どちらに焦点を…息子さんでしょ、同級生のハラボジも撮ってください」。そんな私の言葉に、オモニは笑っていた。
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 そして公演の最後は、低学年全員で、祖父母の健康と長寿を祈って、東京第3のマスコット、チェサミとミレと一緒にクンジョルだ。
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  昼食までの一時、ハラボジとハルモニは孫に手をひかれ、体力検定や脳トレに挑み、記念写真に収まっていた。孫や同じような年の児童たちに囲まれて、何をしても楽しそうだ。
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  廊下では、貼り出された孫の習字の作品に向けて幾度もシャッターを切るハルモニの姿もあった。
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  そして、孫と一緒の昼食。どのテーブルからも笑い声が絶えなかった。
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  2年担任の全先生は、各テーブルを回りながら、そんな愉快な食事風景をカメラに収めていた。
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