【5月18日・日曜日】
【5月18日・日曜日】
足立区の舎人公園での東京朝高18期・チングの会のバーベキュー、今回で三回目だ。
西日暮里駅からトネリライナーに乗ると、同級生らしき輩と目が合う。一人は、確か第6、後の2人は分からない。話をきいているとどうも千葉出身らしい。「○○は結婚式で来られない」とか、「渋谷の○○は亡くなった」とか、「車だったら近いのに…飲めないから…」。自己紹介をするでもなく、たわいのない話を交わせるのがいい。
昨年は、場所が分からず20分余り公園内をさ迷った。今年はバーベキュー場に直行したが、それでも結構な距離だ。
900人近くが入学、50人か60人のクラスが16か17あった。編入班だけで2クラス、100人前後いたはずだ。男女共学ではなかった。それに卒業して45、6年経つので、町ですれちがっても大半は同級生と分からない。
その分からない同級生の一群を探していると、朴トンムが手招きしている。帽子が似合う。隣に笑顔の、第4出身の…名前が思い出せない。毎年のことだが、家族、知人、後輩を動員して準備に取りかかってくれている、主催者だ。
朝から日差しが強く、日蔭を求め適当に座る。

案内状が届くわけではない。何人かに連絡して、誘いあって参加する。中途転校生や早期卒業生も歓迎、この日は、大阪朝高の1968年卒業生の姿も。同級生が関連する会社で働いているようだ。昨年同様、東京で暮らす愛知朝高の卒業生も飲み始めていた。
商用で上京していた北海道のトンムも来た。栃木からもだ。
「来年また、お会いしましょう」で乾杯、「二次会はカラオケルームを予約してあります。そちらにも…」自己紹介をするでもなく、後から来た者は、顔見知りのテーブルに着き、話の輪が広がっていた。
同窓会の幹事長からは、11月に新宿で1×回目の同窓会が催されることが告げられた。
「パンジャン(班長)」と呼ばれ、「もうパンジャンじゃない」と言うと、「パンジャンは死ぬまでパンジャンだよ」と、まんざらではない顔をしていたのは、先ほど舎人ライナーに乗り合わせたトンムだ。

ビールや野菜、焼かれた肉が次々と運ばれてくる。さながら外国映画に出てくる、ゲストの喜ぶ顔が見たくて、ホストが笑顔でもてなすホームパーティーの様相だ。
途中、「現在56人が受付を…」との報告。その後も幾つものテーブルが運び込まれていた。今年は、娘夫婦と一緒に来たり、孫を連れて来たりした同級生もいた。
春の木漏れ日の下、ゆっくりとした時が流れていた。