東京第3の新入生「一日登校」 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【3月8日・土曜日】第三・一日登校
 東京第3の新入生「一日登校」
 
 下校する児童とすれちがう度に、「アンニョンケシプシヨ」だ。小走りで通り過ぎていくので「アンシオ」としか、聞きとれないときもある。
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 校舎に入ると、「週番」の集まりが終わるところだった。 「早く帰りなさい」、「この筆箱はだれの…」。6年担任の夫先生の声だ。「朴○○…」、「上履きは忘れずに持ち帰りなさい」。忘れ物をしたのか、慌てて戻って来る児童もいる。いつもながら慌ただしい下校風景だ。
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 1階で受付をして、2階の3年生の教室で体育着のサイズを測る。それが終わると、新入生は隣の2年生の教室での体験教室へ、学父母は1年生の教室で説明会に参加する段取りだ。例年、5年生が新入生の面倒をみるようになっているが、今年は4年生が何人かいた。インフルエンザで休んでいる児童のピンチヒッターだ。
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 2年生の教室では、「一日オッパ・ヒョンニム(お兄さん)」、「一日オンニ・ヌナ(お姉さん)」を任された4、5年の児童が新入生に本を読み聞かせたり、話し相手になったりしていた。新入生と一緒に来た幼児も混ざっていた。
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  韓国版の「ポケットモンスター」のビデオの上映も始まった。夫先生はピカチュウなど、登場するキャラクターの韓国表記、主題歌を笑いながら見ていた。
 너와 함께라면 우린 제고야
 「ドラえもん」の韓国版は見たことがあるが、ピカチュウは初めてだ。モニターに映し出される歌詞を口ずさんでいた。
 
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 校門では、3年担任の全先生が学父母に手をひかれた新入生を迎えていた。
新入生の「一日登校」は、例年は2月の上旬に行われていたが、大雪のために2度も延期された。前日も小雪がぱらついていたので、2度あることは3度あると思ったが、この日は晴天に恵まれた。校門から校舎にかけて立てられた、「東京第三初級学校」と書かれたノボリがそよ風になびいていた。
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1年生の教室で、オモニたちは久しぶりの「再会」を喜んでいた。
「元気だった…」、「何人目?」、「オンニは?」、「近所に住んでいたんだ…」、「これからはしょっちゅう会えるね…」。
さっそく、「学校案内」を手に取るオモニもいた。アボジは少数派だ。廊下に展示されている1年生の教科書やノートを見たり、教室に貼られたポスターや時間割に目をやったりしていた。
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説明会での金校長の挨拶も、1年担任の黄先生による「学校案内」も多少日本語が混じったウリマルだ。学父母たちは全員、ウリハッキョ出身者のようだ。
 バスや電車による登下校と地震や台風などの防災についての説明に多くの時間が割かれていた。新年度からは、5、6年生を対象に英語の授業も行われるとのことだ。
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 隣の教室では、2年担任の金先生と4年担任の金先生による「体験授業」が行われていた。
 「花丸は上手に書けたトンムだけ…上手に書けるかな?」
 先生の声が教室に響き渡っていた。
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 担当した新入生が花丸をもらえるように、4、5年の児童たちが熱くなっているようだ。おでこをくっつけるようにして、書き順を教えている女子児童の姿がほほえましい。
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  新入生と学父母が合流して、制服の伝達式だ。
金教務主任・「今日、みんな頑張ったかな…自分の名前も覚えた?」
新入生・「は~い」
教務主任・「はいではなく、今日からはウリマルでイェーです。みんな言えるかな?」
新入生・一斉に手をあげて「イェー」
教務主任・「もっと大きな声で…」
こんなやり取りがしばらく続いていた。子どもと一緒に「イェー」をするオモニもいた。
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 東京第3の卒業生の集まりの「愛校会」からは体育着の上下が、学区の青商会からは制服がプレゼントされた。
「勉強頑張って…」、「イェー」
「アボジそっくりだね」、「コマッスムニダ」
新入生は制服が入った箱を 恥ずかしそうに受け取っていたが、手渡す青商会のメンバーも、それを見守る学父母たちも笑顔だった。
新学期から2年に編入する児童にも、制服が渡されていた。餅つき大会の時、運動場で元気にボールを蹴っていた、男子児童だ。
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 アボジ(お父さん)、オモニ(お母さん)、ソンセンニム(先生)、ハッキョ(学校)、アンニョンハシムニカ(おはようございます)、コマッスムニダ(ありがとう)を覚えて登校する。早寝早起きの習慣をつける。独りで着替えられるようにする。2030分以内に食事を済ませるようにする。
 黄先生は児童と学父母にたくさんの「宿題」を出していたが…。
 一か月後の入学式が楽しみだ。