なんとなく、雨の日の第9へ | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【6月12日・水曜日】なんとなく東京第9へ。
雨降り、運動場にはいくつもの水たまりができていた。教室からもれてくるざわめきがない。
校舎に入ると、「僕らはみんな生きている」の歌声が聞こえた。
ミミズだって オクラだって アメンボだって
玄関で会った男子児童に「何の時間?」と尋ねると、「オリニフェスタの練習です」との答えが戻ってきた。
急ぎ足で校門に向かう、その児童に「トンムは?」と聞いた。「2時半まで〇〇です」と言っていたが、聞き取ることができなかった。
多目的ホールでは、長身の先生が「本当に生きているのか、死んでいるんじゃないか」と、もっと大きな声で歌うように促していた。
私・「写真を撮っても
趙教務主任・[どうぞ。週末にあるオリニフェスタの練習です。同じ学区の第3も同じ日で
就学前の児童、幼児を対象にした、ウリハッキョを知ってもらうための在校生との交流会だ。
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歌の練習が終わると、記念撮影だ。6年生は背が高い順、その隣に並ぶ5年生は、背が低い児童からだ。その前に1、2、3年生が並んだ。4年生は床に座ったままだ。「忘れていた」という先生の声に、4年生は一斉に「エエッ」だ。「レミがセンターでアンミとチョンヒィは」、「チョイゴ」、「チョイゴ」。児童たちは体を重ねるように列を詰めていた。落ち着きのない児童に「石に」「石は動きますか?」との先生の声が飛ぶ。そして10、9、8、7と、カウントダウンだ。教務主任は、顔が隠れる児童がいないか、何回も確認しながら、シャッターを押していた。
「もっと、練習を『僕らはみんな生きている』とうたっていますが、死んでます。全滅です」との先生の指摘に児童からは笑い声が。「1年生ア・イ・ヤー」、「2,3年はヤー」、「4、5年は生きているんだー」。先生の後について、大きな声で繰り返していた。最後に先生の「3日間、頑張ろう!」で、解散だ。
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1階から2階に上がる踊り場に、最近購入した本の表紙が貼り出されていた。
1年生は「はははのはなし」と「あいうえおの本」、2年生は「ともだちおまじない」、「なぞなぞあそび」、3年生は「危険・有毒生物」。英語の授業が始まった、4年生は「우리 아이 영어사전」、ソウルで刊行された子ども用の英語の辞典だ。5年生はアニメ版の「少女チャングムの夢」だ。
本はオモニ会からのプレゼントだ。機会があったら、「選考基準」を聞いてみようと思った。
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高学年は体育系の部活で、低学年は習字クラブと学童をのぞいて下校だ。
水たまりの砂をすくったり、傘で運動場に文字を書いたり、傘を忘れたともどってきたり、下校間際まで児童たちは遊びに夢中だ。
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図工室での習字クラブ。低学年の児童がいくつかのひらがなにチャレンジしていた。
「2枚書いたら、点検します。名前も書いて名前は漢字で」。先日、高麗書芸展で、作品の説明をしてくれた女性が指導していた。児童一人一人の手を取って、筆運びを教えていた。「手のひらを太陽に」。先ほど、多目的ホールで高学年がうたっていた歌を口ずさむ女子児童もいた。
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制服を汚さないようTシャツなどに着替えて参加するようになっているようだ。制服を脱いで下着で筆を握る男子児童が何人かいた。ランニングシャツで、「か」の文字を書いていた1年生は、思いどおり書けないのか、「アンデンダ」を連発していた。
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新聞紙に山のような絵を書いていた児童がいた。「それは何?」。「トン(うんこ)」と言って笑い転げていた。
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多目的ホールでは、サッカー部とバスケットボール部が練習をしていた。雨で運動場が使えず、サッカー部はユニホームの点検を、バスケ部はドリブルが終わると、「声を出そう」、「力を出そう」などと叫びながら、3階まで上ったり、下りたりしていた。ストップウォッチでタイムを計っていた先生に「先生は走らないのですか?」と、聞くと「学生の時、十分過ぎるぐらい走りましたから」との答えだった。先生は「水分補給」を何度も促していた。
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女子児童に交じって2人の男子児童が走っていた。試合の時は、東京第4との合同チームで臨むと言っていた。
サッカー部には女子児童がいた。
私・「女子は
女子児童・「私一人です」
私・[何年生?」
児童・「5年生4年生の時はバスケ部でした。どうしてもサッカーをやりたくて
「ウリナラも女子サッカー、強いです」と、ユニホームを嬉しそうに抱えていた。
玄関の掲示板に掲げられていた各クラブの目標-。
サッカー部常に模範になって、第9の名をとどろかす。
バスケ部走って、走って、走りぬいて力を合わせて優勝を勝ち取る。
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そんな部活を「学童」の児童が見学に来ていた。手すりにぶら下がったり、手をふったり楽しそうだ。引率していた地元のチョチョンウォンは、「1年生の女子児童が3人、先生とチョチョンが交代で面倒を見ている」と話していた。図書室で宿題をしたり、おやつを食べたり、遊んだりして過ごすようだ。
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この日の夜は「阿佐ヶ谷朝鮮学校サランの会」の月例会だったが、私用で参加することができなかった。
×   ×
電車を乗り継いで地下鉄に乗ると、途中から下校する顔なじみの第3の児童が乗り込んできた。
「アンニョンハシムニカ」だ。
同じ駅で下車、改札口で左右に分かれた。「アンニョンヒケシップシオ」だ。
階段を上って、道路を挟んで反対側の入口を見ると、黄色い携帯電話で話す女子児童と目が合った。
しばらく見ていると、女子児童は何度も頭を下げて、ブルーの傘を片手に横断歩道を渡って行った。雨はすっかりやんでいた。
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