<オモニ健康快復メモランダム>
その17・オモニも「集団生活」は苦手?
【4月1×日・金曜日】
泊まりのケアハウスから戻って来た。送ってきたスタッフに「ありがとう」、「またね」と、愛想良くあいさつしていた。
前日の夕方「帰りたい」と言っていると、電話がかかってきていた。7時に戻ると言うので、家で待っていると、そのまま泊まることになったとの電話だ。
それで部屋に入るなり、「大丈夫だった」と聞くと、「大丈夫」だと、笑顔だ。話を聞くと、電話の後、ベッドに伏せることができ、それで気を取り戻せたようだ。
民家を改造したそれほど広くない空間で、皆で一緒にカラオケ、皆で一緒に折り紙、皆で一緒に○○という「集団生活」が耐えられない。それに、テーブルを囲んで、椅子に座りっぱなしというのが、身体にも堪えたようだ。
「来週も行く?」と尋ねると、「少し横になれれば」との返事だった。
× ×
泊まりのケアハウスに行く前々日、居間の照明器具が壊れ、新しいものと交換した。今までのは、紐を引っぱると点灯し、次に引っ張ると少し暗くなり、豆電球に、そしてもう一度引っ張ると消えるという、一昔前の蛍光灯だ。
新しいのは今流行りのLSD、やっかいなのはリモコンだ。今まではベッドに寝たままで点けたり消したりできるよう、長い紐を結んで垂らしていた。リモコンなら寝たままでもと思ったが、表示の文字が小さすぎる。「全灯」は分かっても「省エネ」、「省エネ20」というのが、理解できない。それに「常備灯」?今までの豆電球のことだが、高齢者には文字が小さいので、読み取ることすらできない。

働く女性や主婦などを集め、意見を集約して新製品や、使い勝手の良い商品開発をしていると聞く。高齢者を対象にした、そんな取り組みが必要ではないのか、これから高齢者人口が増大していくというのだから。テレビのリモコンも使っていないボタン?があまりに多すぎる、なんとかしてほしいと思うのは私だけであろうか。ik