東京第2ハッキョでの花見へ | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【4月14日・日曜日】東京第2ハッキョでの花見
 
 
校庭にL字型に植えられた桜の木の下にテーブルと丸椅子がびっしりと並べられていた。桜の花は散り、青々として葉が茂っていた。
運動場を背に東京朝高の同級生、金トンムが座っていた。どこにいっても、ウリハッキョの同級生に会うのは嬉しい。彼が座ったテーブルには、「○○湾岸分会」と書かれた紙が貼られていた。○○部分には風に飛ばされないように七輪が置かれていたので、読みとることはできなかった。
教員室に行って金校長としばし歓談。児童数に大きな変動はなく、教職員の移動もないとのことだ。
どこの学校もそうだが、年間計画表は行事で埋まっていた。
4月には、枝川朝鮮学校支援都民基金による、「枝川へ行こう」の第一弾として「枝川を知ろう」が組まれている。公開授業参観と枝川フィールドワーク、朝鮮学校に「無償化」適用を求めるシンポジウムと、盛りだくさんのプログラムだ。5月にも引き続き「枝川を支えよう」、「枝川で歌おう」とのタイトルで第2、第3弾の準備が進められている。
金校長が、「ぜひ…」と声をかけてくれた。新年度は東京第3や第9のように、第2も「いつもの」学校になりそうだ。
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校舎には、「中央・江東 分会合同大花見会」との看板が貼り出されていた。よくみると、「2013年4月7日」となっている。その日の予報は大雨と強風ということで、1週間延期したのだ。
この日も時折、強い風が校庭を吹き抜けていた。
「先週、入学式の後にやれば、新入生も参加できたのに…」、「桜の花も…」そんな話が行きかっていた。
運動場に行くと、練習を終えたサッカー部の児童が校舎に向かって歩いてきていた。
4、5、6年の高学年の男子の児童数は7人、全員サッカー部員だが、それでも8人制の試合に出られない。
「コマチュック(チビッ子サッカー)大会には女子児童も出ているから、元気な女子児童をスカウトするほかないか…」、「東京第2といえば、全国でも「強豪校」に数えられていた…なんとかしなければ」と、サッカー部員の数を何回も数え直しながら、中年の男性が独り言を言っていた。
指導していた宋先生は、「大丈夫、3年生を鍛えますから…」と、言ってはいたが、かれが担任する3年生の男子児童もそんなに多くはないはずだ。
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長テーブルの上には、山もりのカルビとホルモン、キムチが置かれ、箸と取り皿も並べられていた。炭は薄く灰を被り始めたというのに、網が来ない。
定刻を少し回って、「大花見会」がスタートした。主催者と、支部委員長が短く挨拶、李校長の「コマッスムニダ」と言う声が聞こえてきた。
地元支部傘下の4つの分会から、前年度「学習模範校」に選ばれた東京第2に大型の液晶テレビがプレゼントされていた。
司会者は、「全国に4校だけ…」、「7年ぶり」であることを繰り返し強調していた。
青商会からは、図書室の備品が贈られた。
いよいよ乾杯、ここでようやく網が配られた。同級生の金トンムは、肉を焼き始めると、飲んで、食べるのに夢中になってしまうので、網はイベントが終わった後に配られると、説明してくれた。
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東京第9の運動場での地元中杉支部主催の花見で食べたハラミも美味しかったが、この日のゲタカルビは切り口がワイルドで、食感は最高だった。キャベツとモヤシが入ったアルミの器を七輪に載せ、野菜に火が通ったらホルモンとキムチ、うどんを入れるホルモン鍋も美味しかった。脂身があるホルモンがいい具合に野菜に絡んでいた。
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子連れの親子が目立った。子どもたちがテーブルとテーブルの間を走りぬけていた。
思わぬ出会いもまた、嬉しいものだ。新報社の元同僚と何年かぶりに会えた。同僚と言っても、一回りぐらい上の先輩だ。「チャルイソッソ(元気にしていたか)」、この一言で気持ちが通じ合う、そんな関係がいい。最近、○○、○○ら、職工仲間と飲んだことを楽しそうに話してくれた。
私だけではない。あちこちで握手を交わす人々もまた、ウリハッキョでの思わぬ出会いを楽しんでいるに違いない。
青商会のメンバーが、「ヨロブ~ン、名称公募中です!! 新創刊号」という長いタイトルの会報を配っていた。A4・カラー6ページ、300部印刷したと言っていた。
1~2面は、卒業特集だ。「人は成長過程で変化を重ね、完成する…卒業生達が世界に羽ばたく次世代らしくて…」。金校長のお祝いのコメントが載っていた。「写真はどう見ても、ウン十年前?」、「お見合い写真では…」、酔った勢いか、そんな言葉が飛び交っていた。
卒業生8人の趣味、特技、抱負が記されていたが、特技が「年下と遊ぶこと」、「耳を動かせる」というユニークな回答もあったが、抱負は「頑張ります」、「励みます」と、生真面目なコメントが並んでいた。
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4月に商工会に赴任してきた李トンムと朝大を卒業して青年同盟で働くことになった金トンムが、ビールや肉を運んだり、自己紹介したり、忙しそうに会場を行き来していた。「中央江東朝青新任金○○です」とのゼッケンをぶらさげた金トンムの「家は葛飾ですが、これからは中央江東の人間になりきります」との決意表明に大きな拍手がわいた。
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最後はビンゴ大会。参加者全員に行きわたるよう、100の賞品を準備したと言っていた。
同胞の歓声に包まれる会場の隣の運動場では、地元のクラブチームであろう、日本の人たちがボールを追っていた。
地元では、ウリハッキョの敷地で花見をする朝鮮人と、ボールを蹴る日本人とが何の違和感もなく、「共存」しているのだ。
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東京第2では、毎週土曜日オモニたちが交代で調理をして「学校給食」を行っている。
東京第3や、第9では行われていない学校給食の現場から訪ねてみようと思う。ik