その15 ・ボケボケは誰? | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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<オモニの元気快復メモランダム>
その15 ・ボケボケは誰?

【4月1×日・水曜日】 朝食の準備していたら、紅茶を入れるマグカップが見当たらない。オモニに聞いたら、朝起きた時はお盆(トレイともいうようだ)の上に並んでいたと言う。食器棚にもない。冷蔵庫の中まで探してしまった。

 しばらくして、オモニがレンジを指して「あそこ」と言って笑っていた。牛乳をチンしようとして、レンジに入れたのを忘れたていたのだ。オモニではなく、朝から私がボケボケだ。
...
 ヘルパーさんが掃除をしている間に、着替えを取りに家に戻る。玄関のドア―を開けようとすると、掃除機の音だ。「同居人」は出社しているはずだ。部屋に入ると、ソウルから来た「ルンバヤン(嬢)」がお仕事中だった。「ルンバヤン」が来て、だいぶたっているというのに、声=音を忘れるなんて…。

 夕食の支度にかかろうとすると、オモニが冷蔵庫から鶏手羽をとりだした。朝から自分が料理をすると言っていた。

 鍋に水を入れ、ガスをつけ、鶏手羽をまな板の上に載せ包丁で二つにしようとするが、切れない。昨日、リハビリ―から戻って来た時に付き添ってきたスタッフも言っていた。足もそうだが、手の筋力が落ちているとのことだ。言われると、ヨーグルトやプリンの蓋も開けられないでいた。
 
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 少し煮たると、アクを取り始めた、料理酒に、醤油、砂糖など、調味料も食器棚から迷わず取りだしていた。立ったり、座ったりを繰り返しながらだ。そんなオモニを見ているだけで心が和む、嬉しさがこみ上げてきた。

 手羽煮は、一晩寝かせた翌日が美味しいと、ガスを消して、いつもの定位置、こたつに戻って行った。

 少しずつではあるが、「主婦」への現場復帰の日が近付いていると思いたい。Ik
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