芸術競演の最終リハーサルへ | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【10月11日・木曜日】芸術競演大会の最終リハーサルへ。
 
土曜日に催される東日本学生芸術競演大会の最終リハーサルを見にいつもの東京チェーサムへ。
この時期、廊下にはバザーの品物が山積みになっていると思っていたがゼロ。会議室にも日用雑貨がちらほらと言った状態だ。
隣の教育会室をのぞくと、洪先生がパソコンのモニターと向き合っていた。
私・「バザーの準備は?」
洪先生・「その前にチャリティーゴルフです。それが終ってから…」
そういわれれば、玄関に積まれたスポーツドリンクは、チャリティーゴルフ用とか書かれていた。
私・「今年の目玉は?昨年は、ジャンパーが何箱も廊下に山積みにされていましたか…」
洪先生・「昨年のような目玉になるような、大量な寄贈品がなくて…」
それでも、卒業生の協力で、人気の韓国コスメを「納得価格」で提供できるのではないかと話していた。
それに人気コミック本、全○○巻をオークションにかけるという話も。
いつもながらオモニ会が頑張っている。
教員室の前のオモニ会の掲示板に貼り出した、「バザー特別号」のチラシには、学年別の役割分担と、日用品と「家庭で眠っている」手作り品コーナー用のアイテムの提供を「急募」していた。
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3階の高学年の教室の境の壁を取り払った「臨時講堂」では、児童たちがテキパキと机と椅子を廊下に移動し、会場作りに勤しんでいた。
廊下で待機していた低学年の児童と目が合うと、声をそろえて「アンニョンハシムニカ」だ。中には私の名前を呼んでくれる児童もいた。秋の遠足に同行した後、急速に「距離」が縮まったようで、悪い気はしなかった。
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進行は6年担任の夫先生、司会の男女になにやら児童に念押しをしていた。
二人の児童は、緊張した表情で何度も原稿を読み返していた。
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小道具の担当は、美術の張先生と金教務主任だ。
リハーサル開始の2時が迫っているというのに、金教務主任は、二枚の大きな板をつなぎ合わせていた。
その隣で、張先生は切り張りした文字を貼り付けていたが、間に合いそうもなかった。
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いよいよ、最終リハーサルのスタート! !
写真係は5年担任の許先生。一眼レフのカメラが小さく見えた。その後ろで4年担任の金先生が左手を腰にあて、ビデオを回していた。
両膝をたてて座る、ペクトゥサン アンキした低学年児童の表情も楽しげだ。
なかでも女子児童は釘づけ、踊り手を目で追っていた。
舞踊部担当の2年担任の金先生は、腕組みをしながら厳しい視線を送っていた。赴任しての初舞台だ、緊張感がみなぎっていたる
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独唱―音楽担当の朴先生はピアノを弾きながら、何度も振りかえり、その女子児童を見守っていた。
本人よりも先生が緊張しているようだった。独唱の出場は久しぶりとのこともあってだろう。
夫先生が差し出すマイクが時折ぶれて、きちっと声を拾えないのか、金校長は身を乗り出すように見ていた。
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そして、器楽の合奏。
夏休みの部活のときは、大きな楽器に振り回されているようだったコントラバス担当の男子児童、だいぶ慣れたようで、机と椅子が置かれた狭い廊下をダンスでパートナーをリードするように巧みに楽器をあやつり、教室に入って行った。
現代楽器と民族楽器のコラボだ。
シンバルを叩く男子児童の後ろで、見ていたのだが、心地よい音色が臨時講堂に広がっていた。
手でリズムをとる仕草をする児童もいて、観客の低学年も演奏に応えているようだった。
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群舞へとつづいた。舞踊部担当の金先生は、小道具の位置合わせにも気がきではないようだ。
夫先生は、大道具を支える2人の男子児童に、「(観客から)手が見えないよう」と、何度も注文をつけていた。
いざ、スタートしようとしたら、板に描かれた朝鮮半島の地図が上下逆で、あわてて直すというハプニングも…。
クゴ部や美術部の「裏方」の児童たちも、みなが持ち場では主役を演じようとしていた。
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演じる児童と、それを支える児童、それに見る児童の一体感を感じられたひと時だった。
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最後に金校長が、舞台に立つ舞踊部や器楽部のソジョウォンと、陰で支えるクゴ部や美術部のソジョウォンが力を合わせて作り上げた立派な舞台だった、競演大会でも全力を出尽くそうと激励した。
解散後も金校長は、「表情がとてもよかった」「自信に満ち溢れていた」と、出演者に声をかけていた。
彼女たちも、「もう少し手を高く上げた方が…」とか、「距離を縮めた方がいいのでは…」などと意見を交わしていた。
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しかし、職員室から戻って来た夫先生は、「まだまだこれからだ」と一喝。芸術競演が終わると、漢字検定試験に中間試験、その後は修学旅行…。試験との言葉にはうつむいていた児童も、修学旅行との言葉には笑顔が。6年生のホームルームは、夫先生の「ユッハンニョン、ヒムネジャ(6年生頑張ろう)」の力強い掛け声で終わった。
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クラブ活動のない低学年が下校した後も、演目別の練習がつづいた。
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美術部は、校舎の玄関で群舞の小道具作りだ。
張先生・「まじめに、正確に作りましょう。ペットゥサン アンキをして指示を待つように…」
立てた両膝をつけて座るようにと言っているのに、両膝をつけたり離したりする児童に注意が飛ぶ。
「こちらの膝は白頭山、もう片方の膝は漢拏山、統一するために二つの膝をくっつけましょう」
そんなことをつぶやく児童もいたりして、なにしろ騒がしい一団だ。
張先生・「ウリマルの模範校になるためには…」
児童・「ウリマルを100プロ使う」
違う児童・「日本語を使わない」
張先生・「同じことでしょ」
児童・「間違ったウリマルは正す」
張先生・「では、文字を書きます。筆字を習ったことがある人」
5、6人が手を挙げた。
先生・「では、書いてみる?」
児童・「一度しか習っていません」「書けません」
張先生は、児童たちとそんな言葉を交わしながら、塗らせたり、線を引かしたりしていた。
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張先生・「では、日本語をウリマルに…、準備してきた言葉は?」
児童・「革命」
先生・「他には…」
児童・「株式」「灰皿」
先生・「小学生らしくないわね…」
児童・「それでは秘密」
先生・「いいわね」
児童・「うんちん」
もう一人の児童・「うんち、うんち」
他の児童・「レベルが低い」
先生・「そうね」
張先生は、児童をおだてたり、諭したり、叱ったりしながら、小道具を完成させていた。
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玄関に通じる廊下では、リングを飛びながら女子児童が行ったり来たりしていた。低学年の新体操? リズム体操のクラブ活動のようだ。時折、運動場からはサッカーボールを追う低学年児童の歓声が…。
校舎からは引き続き舞踊曲と器楽を奏でる音が聞こえていた。