【3月3日・土曜日】校内マラソン大会があるというので、いつもの東京チェーサムへ。
バスに乗って、最後部の座席を見たら、ジャージを着た子どもたちが、チェーサムの児童ではなかった。
中ほどの座席に座ろうとしたら、一つ前の席に並んで座っていた男子児童が「アンニョンハシムニカ」だ。
「今日、マラソン大会でしょ」と訊ねたら、おおきくうなづく。
奥に座った児童は、自分は1年生で、隣の児童は3年生だと、ウリマルでだ。1年生は3年生にさかんにウリマルで話しかけていた。
しばらく行くと、6年生の女子児童が男子児童と2人で乗ってきた。弟だ。
サッカー場で最後部に座っていたジャージの一団が降りると、4人がその席に移動した。
地下鉄の駅がある停留所で乗って来た男子児童2人は、「目標は10位以内」と言いながら、最後部の席へ。
後部の席からウリマルでの話声だ、時たま笑い声が聞こえるのだが、聞き取れない。
途中、乗って来た女子児童も「アンニョンハシムニカ」だ。
バスを降りると、低学年の男子児童は一斉に走り出す。
しかし、6年生の女子児童たちはゆっくり歩き出す。
横断歩道で、低学年の児童と合流、この信号を見ていたようだ。

今年、ウリハッキョのマラソン大会の取材は、2月の東京チェーグーに引き続き2回目だ。
チェーサムのマラソン大会には、昨年も来ている。
学校に着くと、高学年の男子児童が校舎の周りを走っていた。
6年生の女子児童に訊いたら、「運動場に入る前に、3~4周走ることになっている」とのことだ。
ウォーミングアップではなかった。
しばらくして、5年生の教室をのぞくと、ボールを持った2人の児童が後ろに立たされていた。
運動場で、サッカーに夢中になり、少し遅れて教室に入ってきたようだ。
…9時5分に学校を出発します。弁当の注文は…、水筒とタオルは持参するように…携帯電話と貴重品は置いて行きましょう…
注意事項を話す夫先生の声が廊下まで漏れていた。
2階に降りていき、低学年の教室をのぞきながら金校長の話を聞く。
「低学年でインフルエンザがまん延です」
1年生は、先週22人中9人がかかり一時学級閉鎖、2年生も今週の月、火曜日は学級閉鎖になったようだ。
東京チェーグーでもも学芸会の翌週に1年生が学級閉鎖、他の学校でも学級閉鎖をしたという話を聞いている。
校門の前に整列した全校生を前に、少年団の指導教員の夫先生は、「待ちに待ったマラソン大会です。当初、予定していた水曜日は大雪で中止になりましたが、今日は空も晴れ渡り…」と。一部の児童は「待ちに待った」行事ではないという顔をしていた。
6・2・3・4・1・5年生の順で、会場の城北公園を目指して出発した。
昨年11月の写生会のときは、高学年が1年生の手を引いて歩いていたが、今回は1年生も一人歩き、成長したのだ。

まずは、準備体操。金校長は前日の雨で、コースのコンディションを心配していたが、大きな水たまりはなかった。

スキーに行って、左足を骨折した5年生の児童は見学、身動きが取れず、つまらなそうだ。

スターターを点検している金教務主任の周りを男子児童が囲む。
みな、撃ちたそうな、やんちゃな目で金先生の手元を見つめていた。

1,2年、3,4年、5,6年がそれぞれ男女別にスタートした
まずは、1,2年生の女子児童11人、何人かはインフルエンザで休んでいる。
低学年は、スタートと同時に全力疾走だ。

5年担任の夫先生は、順位確認係で、写真係は6年担任の黄先生、
ストップウォッチを持っての記録係は、チョチョンの豊島支部委員長と以前この学校で教壇に立っていた李先生。陸上選手だった李先生はプリンター付きの計測タイムを持参してのボランティアだ。板橋の総務部長は、コースの案内係のようだ。
李先生は、ゴールに児童が入ってくるたびに、夫先生に「この子はもっといい記録を出せる」とか、「根性がある」とか、「フォームがいい」とか、言いながら、「이 얘 키우자」と、陸上選手に育てたい意欲満々だった。

競技を終わった後の低学年児童の整理体操は、6年生が仕切っていた。

「돌아가주시오(帰って)」-1年生の女子児童の声。
近所に住むハラボジがいつもの散歩コースでもある公園に、孫の姿を見に来たのだが、
孫は、ハラボジに見られるのが恥ずかしいようだ。
それでもハラボジは、にこにこしながらしばらく、孫の姿を追ってた。心和む「風景」だ。

児童たちは待機中も、広い公園内を走り回ったり、鬼ごっこをしたり、ジャングルジムに登ったり、元気いっぱいだ。友だちを呼ぶ元気な声が公園中に響いていた。


スタートの前に、走るポーズをで記念写真を撮るのだが、
5,6年生の女子児童30人はきれいに腕の位置を決めていた。

1,2年生は2周、3,4年生は3周、5、6年生は4周。
周回遅れの最終ランナーには、あちこちから「頑張れ!」の声が、伴走しながら励ます児童が何人もいた。

6年生は後片付け。帰りも徒歩で学校へ。往復1時間強、公園中を走り回って、マラソンして…児童はタフだ。

この日、マスクをしていた児童もちらほら、1、5、6年の担任と教務主任がマスクをしていた。
金校長は、「チェーサムの場合、インフルエンザの流行は1か月遅れでやってくる」と、言っていた。
6年生は卒業試験、他の学年も期末試験が迫っている。インフルエンザに負けてはいられない。