阿佐ケ谷の朝鮮学校のマラソン大会へ。 | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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【1月27日・金曜日】阿佐ケ谷の東京チェーグの校内マラソン大会へ。
埼京線で新宿に出て、中央線に乗り換えて阿佐ケ谷へ、久しぶりに満員電車を体感しました。
文字通りぎゅうぎゅうづめでした。
駅を降りると、3人の女子児童を発見! ! 「アンニョンハシムニカ」。
3年生と1年生の姉妹+1年生、3年生が2人の1年生の手をひく、みるからに仲良しでした。
お陰様で、道に迷うことなく、最短距離で学校に着くことができました。
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運動場では、低学年の朝礼です。
①一生懸命走る、②押さない、③最後まで走る-三つの約束を復唱していました。
ウォーミングアップなのでしょう、運動場を3周します。
なぜか、最後尾の何人かの男子児童が「アドガボ」と言いながら走っていました。
先生もその意味が分かりません。本人たちに訊いても、首をかしげるばかりでした。
3年生の男子児童3人は、ふざけて走ったというので、何周か、走らされました。
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1階の講堂というか、多目的ホールをのぞくと、5、6年生が机と椅子を並べていました。
一斉に「アシンニカ」です。
5年担任のカン先生から、もっとゆっくりとゆっくり「アンニョンハシムニカ」と、言うようにとの注意が飛んでいました。
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校門前で全校生が集まって、会場の馬橋公園に向かって出発です。
児童から質問が飛びます。
「カバンは持って行くのですか?」、「水筒は?」、「手袋は?」
先生は、「これから公園に行って、マラソン大会をして、昼食には戻ります」と述べた後、
「自分で判断しなさい」と。
しんがりを務めるのは、学区の中杉支部と新宿支部のチョチョン(青年同盟)の専従です。
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会場に着くと、コースの線引きは終わっていました。雪が溶けず、グランドは一部立入禁止、コースの一部変更を余儀なくされたようです。
教務主任はコース作りに撮影係、表彰用のメダルの準備と縁の下の力持ちです。
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全員で「人民保健体操」。マラソン大会の目的は、体力の向上と忍耐力・精神力の育成です。
校長は「力いっぱい走る」よう、児童を激励していました。
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公園の「無断使用」ではありません。
3週間前に区役所に申請して、3日前にも最終確認をしたようです。
公園の管理員たちが雪でぬかるんだコースを補修していました。
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3人が見学です。
前日まで熱を出していた2年生の男子児童は、優勝候補だけに残念がっていました。
1年生の女子児童は左足の骨折、2年生の女子児童は「寝違え」て、首に痛みがあるようです。
一生懸命、症状を説明してくれました。「자는것 틀렸어요」、直訳すると「寝るのを間違えてしまって」です。
「잠버릇이 나빠서이지」、「寝相が悪いからだろう」と言うと、「아닙니다」、「違います」を連発していました。とても痛そうでした。
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10人を越すオモニたちが公園のあちこちで、走者のコース案内をしていました。寒さ対策は万全でした。
「頑張って」と応援したり、おしゃべりをしたり、携帯で写真を撮ったり、それなりに楽しそうでした。
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多少コースの変更がありましたが、1、2年は1・6キロ、3、4年は2キロ、5、6年は2・4キロ。
途中、苦しそうに横腹を抱えたり、鼻水か涙かわからないくらい顔をくしゃくしゃにしながら走ったりする児童もいましたが、みなが完走したようです。
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先生が一人一人のタイムを計っていました。○分○秒、記録係は児童でした。
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一番合いが入っていたのは、5年生でした。
女子7人、男子6人-人数が多いこともありますが、6年生に負けたくないと、準備体操も入念にしていました。
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5、6年生のスタートです。
6年生の女子は一人、長身で、頭一つ抜け出た感じで、とても目立っていました。
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走り終わった児童の服は、はねあげた泥で玉模様のようになっていました。
オモニたちは洗濯が大変だったのでは、でも元気に走りぬいた証です。
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走ったグループ別、男女に金・銀・銅の表彰です。嬉しそうです。
「よくやった」、「かっこいい」との担任先生の励ましの声に、幼い児童も達成感に浸っていました。
ウリハッキョでのいい思い出がもう一つ増えたようです。
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ハンメ(祖母)にメールする」と言いながら、携帯を向けて喜びの一枚を納めていました。「
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学年別に記念写真です。教務主任は必ず「キャメラを見て」の一言です。
カメラではなくキャメラというので、オモニも「キャメラを見て」と、真似ていました。
5年生は児童もですが、オモニたちも乗りのりでした。
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最後に整理体操をして、先生と児童全員で、オモニたちとチョチョンに大きな声で「コマッスムニダ」です。
もちろん、公園の整理員にもです。
「だらだらとしないで、みんな真剣に走っていた」、
「コンディションが悪かったのに、怪我人が出なくてよかった」と、応じていました。
中杉チョチョンのキムトンムは、まだ力を持て余しているようでした。
1・2と3・4年とは児童と伴走し、5、6年とは本気で児童と競っていました。
西東京のチョチョンが来なかったので2人分、頑張ったようです。
マラソンは得意なようで、3年生の時、6年生にも勝った、都内で一番早かったとも、児童に自慢していました。
一方、新宿のパクトンムは、走るのは苦手なようで、整理体操も手を抜いていました。
が、児童とよく話していました。「大きな姉」の役割を立派に果たしていました。
遠足に運動会、学芸会、夜会など、学校行事に学区のチョチョンの役割は大です。
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帰りも、行き同様に高学年の児童が低学年の児童をかばうようにして歩いていました。
6年生は、分担して備品を持ち帰っていました。
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学校に戻ると、お汁粉が待っていました。
6年生のオモニたちは児童と一緒に記念写真も撮らず、
一足早く会場を後にしていましたが、この準備だったようです。
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ここでも上級生が下級生の席にお汁粉を運んでいました。
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昼食を兼ねてです。お弁当を持ってくる児童もいますが、「注文弁当」も少なくないようです。
この日の「注文弁当」のメニューは、ラーメンにお好み焼き+焼きそば弁当でした。
先生たちもです。キム先生は、「お弁当は、オモニが作ってくれた」と言っていました。
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私は5年生の児童の席で食べました。担任のカン先生は以前、東京チェーサムの少年団の指導教員でした。
お汁粉といっても、お餅は細長いトッポッキの餅です。
朝鮮餅入りの日本のお汁粉-在日ならではのコラボ料理です。
こんなやりとりも-。
男子児童A・「自動販売機のお汁粉とどっちが美味しい?」
B・「それは…」
女子児童・「せっかくオモニが作ってくれたのに、比べるなんて…」
B・「それはだなぁ」
女子児童・「それ以上言ったら、二度と口きいてあげないから…」
その女子児童、注文弁当のラーメンを食べ終わって、
お汁粉を食べ始めたののですが、後一口が喉を通りません。
男子児童とのいきさつから、残すわけにはいかないと思っているのだろう、先生の顔色をうかがっていた。
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児童たちの美味しく食べる姿を見ながら箸を運ぶオモニたちの顔もほころんでいました。
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昼食後は、掃除、そして漢字検定試験の模擬テストなど、それから学芸会の練習です。
先生も児童もタフです。ik
 
時間を見て、もう少し書き加えます。
 
詳しくは3月20日に刊行される隔月版ブックレット『朝鮮学校のある風景』を。