平壌の兄への手紙を送りに郵便局へ | トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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平壌の兄への手紙を送りに郵便局へ。
 
妹には手紙を書きますが、兄に手紙を書くようになったのは、3・11大地震以後です。それまで、兄からの便りと言ったら、年賀状ぐらいです。一昨年、平壌に行った時も兄とは余り話しませんでした。特別に仲が悪いのではなく、照れもあるのでしょう、男の兄弟というのはそんなものです。
 
そんな兄から3・11以降、安否を気遣う手紙が立て続けに届くようになりました。兄嫁からもです。それで、私も4月に入って、二度ほど近況をしたため、送りました。
 
今回の手紙は523日に着いた手紙への返信です。5月7日付でした。その前々日の21日には兄嫁から5月12日付の手紙が届きました。兄嫁からの手紙が、早く出した兄の手紙より早く着く、国際郵便ではよくあるようです。平壌から東京に宛てた手紙は、10日から20日前後で着きます。
 
平壌のテレビでも、日本の放射能汚染が多々取り上げられたようで、昆布やワカメを食べるべきだとか、東風が吹いた時は外出を控えるべきだとか、雨にはぬれないようにしなければならないとか、外出時はマスクをして、家に戻ったら服を着替えるべきだとか…様々な注意が促されているようです。これからは東海でとれた魚は食べることができなくなるのではないかと言う、心配もつづられていました。
 
それに建築家らしく、定年退職した身でありながら、平壌の中心市街区域を完全に撤去して新たな街づくりが始まったとなどが書かれていました。
 
兄嫁の手紙には、次女が予定より18日遅れて二男を生んだこと、朝鮮では出産後一カ月間は夫の親元で育てるという風習があること、そしてそのことを茶化して「突撃隊に入隊」するというとか…そんな日常の出来事が記されていました。
 
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郵便局に行くといつもひと悶着あるのですが、今回はベテランだったので、いつになくスムーズに送ることができました。
 
宛先に、DPRK・朝鮮民主主義人民共和国 平壌市の住所はハングルで書くのですが、新米の郵便局員さんは、まず「韓国ですか?」聞ききます。違うと言うと、長い国名から想像するのでしょう、今度は「中国ですね」です。違うというと、「香港?」、「マカオ?」…こんなやり取りをしていますと、ベテランの局員が「朝鮮」と小さな声を発します。新米さんはタッチパネルを探すのですが、さがしきれません。再びベテランさんの登場です。おそらくタッチパネルには「朝鮮」ではなく「北朝鮮」と書なっているのでしょう。
 
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今回は、「こちらの切手でよろしいですか」と、季節感のある80円の記念切手と10円切手を差し出してくれました。20~30年前までにしても、航空郵便は安くはありませんでした。今もそうですが、重さによります。封筒もそうでしたが、航空便せんといって、海外郵便専用の薄い専用の便せんが売られていたほどです。
 
いつからかは分からりませんが、最近では普通の便せん4~5枚書いても90円です。日本国内で80円、それが東海を渡って行っても90円です。直行便ではなく、中国あたりを経由して行くのでしょう、少し不思議です。
 
これもいつからか分かりませんが、何も言わないと、90円のスタンプ切手が貼られてしまいます。平壌からの手紙に記念切手が貼られていると嬉しいものです。そんなこともあって、平壌に手紙を出す時は、味気のない金額だけが刻まれたスタンプ切手ではなく、季節感のある日本の切手を貼るようにしています。
 
追・妹からは、親戚のおばさんと牡丹峰に少し早い花見に行ったとか、同居する婿さんが出張中だとか、そろそろトマトでも植えようとか、唐辛子はどうしようとか、最近は日本の原発事故の影響で、今日の風はどっちから吹いているか話題になっているとか、そんなとりとめのないことが、依頼した東京と平壌での小学校当時の思い出話と一緒に送られてきます。
 
そんな妹のたよりは「平壌からの手紙」と、題して近刊のブックレット「朝鮮学校のある風景」⑦に第3信を載せました。ブックレットの宣伝も兼ねて……。
 
 
丸ごと一冊 朝鮮学校
ここで学ぶ子どもたちの今とその歴史を
知りたい人のためのブックレット
 
 ブックレット「朝鮮学校のある風景」
 
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