
6時のプレイボールにあわせて、ちょっと早めに地下鉄「外苑前」に降りると、そこはもう虎、トラ、とらです。例の白と黒の縦じまのユニホーム、やたら黄色がめだつ応援グッツをもった集団が、かっぽしていました。ヤクルトファンの姿はキャッチできません。
三塁側は内野席も、外野席も満杯状態です。それに比べてヤクルト側の淋しいこと…。
うちの「トラ嫁」がわざわざ買ってきたという、げんかつぎの赤飯をたべていると、いきなりゲームは動きました。二回で7-0の大差です。
後ろの席の「トラ蔵」からは「今日は乱打戦だな」との声が。隣の「トラ子」は三回から奇数回に2点づつ入れれば、勝ち試合とのコメントです。タイガースファンならではのこの「解説」です。
ホームランゾーンの外野席は、阪神の攻撃ともなると総立ちです。「かっ飛ばせ」とか、「ゴーゴーレッツゴー」とか、「ホームラン」とかのパネルにあわせて、大合唱です。
外野に向けてホームラン風が吹いていましたが、打球が高く上がるとタイガースファンは打球を吸い込むように、息を吐くのをやめているようでした。
すでにご存知のように、檜山の代打満塁ホームランで、一点差。するともう場内は、優勝決定戦さながらの興奮です。久保田の連続150キロ台のピッチングは見事なものです。試合は、9-7の阪神の逆転勝ちです。
ただ、一つ残念だったのは、アニキ・金本の一発が見られなかったことです。
ビールも売れました。「ねえちゃん、ビール」の声がやむことがありません。前の席の「子トラ」を連れてきた「親トラ」は飲みすぎでしょう、ひっくり返って「大トラ」になっていました。ビール売りのアルバイトをするにしても、阪神側ですね。
ヒーローインタビューまで見て、球場を後にしたのですが、「トラ嫁」は、もう少し残って「ロッコウ オロシ」を歌いたかったようです。
帰りはいつものホルモン屋さんで「祝賀会」です。気分は今シーズン優勝ですから…。
阪神の選手、一人づつに決まり文句というか、テーマソングがあるようです。「トラ嫁」は「私はそこまでは知らない」と、店主に言っていましたが、球場ではしっかりと、口ずさんでいました。
1985年の例のバース、カケフ、オカダの3連続ホームランの「伝説」と共に、今日の壮絶な試合、歓喜は、球史、いや、「トラ嫁」の自分史で未来永劫、22世紀まで語り継いでいくのでしょう。
「バンザイの国」、平壌に行ってもあんな大きな声を出して「万歳!!」など、叫んだことはなかったはずです。
正直、暑さと余りの人の多さ、その熱気でふらふらの一日でした。でも、「トラ嫁」がご機嫌なのは何よりです。
以上、一応ジャイアンツファンによる「トラ嫁」観察いや、同行日記でした。
その「トラ嫁」は、自分のブログには、非常に遠慮気味に書いています。
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