【オーストリア紀行10】ザルツカンマーグートの町、ザンクト・ギルゲン(St.Gilgen)に移動 | まるこブログ

まるこブログ

クラシック音楽で生活してます♪
Twitter @uil1il1ll と、インスタグラム @uil1il1lll やってます♪


朝9時にメルク(Melk)のホテルをチェックアウトし、1時間に1本のローカル線で、ザンクト・ペルテン(St.Pölten)駅に向かった。

ここで主要幹線の特急に乗り換え、ザルツブルク(Salzburg)をめざすのだが、その列車の時間まで2時間はある。


{E275A2AC-601E-4E87-83AF-8181BD1E2B5D}

↑ ザンクト・ペルテン駅。

さすがはニーダーエスターライヒ州の州都だけあって、立派な駅だ。

それに、この正面から「歩行者天国」の道が広がる旧市街も美しい。


{DE48459F-6E7B-4CF2-A377-7542EEB92AAC}

駅で荷物を預けて見物する価値大!!

(スーツケースも入る巨大なコインロッカーあり♪)


{DE2E81E9-A97D-4A54-B563-1E21D9FDFEC8}

↑ 複数ある広場が、どこも居心地良く洗練されて見える。

ザンクト・ペルテンは程よい都会で、本当に素敵な街だった。




さて

列車の時間もきたので駅に戻り、一路ザルツブルクへ。


{7C6529EF-BE8E-4E22-A104-1661759C096F}

↑ 2時間後にザルツブルク中央駅に到着。

しかし今回の旅では、ここには泊まらない。

すぐにバスに乗り換え、ザルツカンマーグートの小さな湖畔の町ザンクト・ギルゲン(St.Gilgen)を目指すのだ!


{9DDC14CA-D0ED-4248-BE89-7D66CFD6F44A}

↑ ザンクト・ギルゲン行きのバス停。

切符売りのお姉さんが「150番のバスに乗る人〜〜」と叫んでいるので、「はーい♪」と近づく。

スーツケースは下収納に放り込み、あとはまた45分くらいのバス旅だ。


{5EF82DFB-4CD3-4D7D-A1CA-EBF7E4F58A8A}

↑ 車窓からは、うっとり絵本で見るような眺めが続く。

牧草地と、点在する湖と、窓を花で飾った家々…


バスに乗ってる地元の人が、これまた親切で、「ほらあそこに城が見えるよ!」とか、「あの角を曲がったところが綺麗だよ!」とか、やたら教えてくれる。

ヴァッハウ渓谷でもザルツカンマーグートでも、オーストリアの地方で乗る路線バスは、とっても温かい。



景色に歓声をあげていたら、あっという間にザンクト・ギルゲンに着いた。


{442BB0F6-B901-42F6-B227-28FBB4906B04}

↑ 町の中心、可愛すぎる市庁舎!!

その前の噴水でヴァイオリンを弾いているのは「子供のモーツァルト」だ。

そう、ここザンクト・ギルゲンは、モーツァルトのお母さんの生まれ故郷であり、お姉さんのナンネルがお嫁に来た町でもあるのだ。


{18A0B087-7E70-4074-96B6-98735391FCED}

↑ ヴォルフガング湖。


ジジババ達から「箱根の芦ノ湖みたい〜」という声がしきりに出たけれど… え?…そうか?


{E42FBF73-FDE1-4615-AB32-D8D2A666DC69}

↑ そこまで暑いわけではないけれど(←私は長袖)、湖畔にはビキニのお姉さんもいる♪

リゾート地なのだ!


{BC698D5C-2C17-4203-BF17-6F352A59FE07}

↑ 小さな町中には、フレスコ画で飾られた壁があちこちに。


{1A2F867F-FE12-489D-8442-D949469B2A77}

↑ 樹と一体化?してる家も、けっこうある。

とにかく、どこもかしこも可愛い町だ!



{F2CC1BC2-B64E-470D-A6FC-19806430BBC1}

↑ 子供服屋さんのショーウィンドウ。


あぁ… うちの息子も、20年以上昔は、こんなのを着せたこともあったなぁ…

あの頃は本当に愛らしかったけれど、今は旅先からLINEを送っても「既読」が付くだけ。

たまに何かメッセージを送ってきたと思い開いて見ると、「洗濯の漂白剤がきれてるけど、予備はどこにしまってる?」…なんて内容。

美しいドナウ川の写真を送った時は、東京の居間からワザワザ窓を開けて撮ったらしい「台風で吹き付ける暴風雨の動画」を返してきた。


ほんと…すみませんね…お留守番させて^^;




{5C80C8E9-37F5-43B5-A210-FEFAA583DB0C}

↑ 町はずれも散歩すると、こうして整然と薪を積み上げた家。


都会に住む人の別荘も多そうだ。




{FDC44455-51AB-4F21-B2DA-CED8AF4BB3C6}

↑ 夕飯は、またもや呆れられながらも「ターフェルシュピッツ」だ。

「よくそんな毎日飽きもせずにターフェルシュピッツばかり食べて!」と大合唱してくれるけれども、ジジ様だって、ほぼ毎日「シュニッツェル」を食べてるではないか?

{60384E9C-DE49-453D-8C2A-4BF2755E0154}

こちらから言わしてもらえば、80歳を超えて揚げ物好き…というのは、いかがなものか?!


その点、牛肉を茹でたターフェルシュピッツは、これでなかなかの健康食だと思う。

店によって出てくるものは全然違うし、これからも毎日、オーストリアにいる限り食べ続けるつもり♪



{2AE7DFE8-49F6-47F4-A2AD-DF3EE0DDE48B}

↑ 日の長い夏。

夕飯を食べるテラス席の外は、まだまだ明るい。






明日は、天気次第で登山電車で山登りの予定です♪