昨日の午後、仕事も終わり、せっかく天気も良いので、先週くらいから「バラが満開で素晴らしい」と聞いていた、旧古河庭園に行った。
鹿鳴館でもお馴染みの建築家、コンドルが設計した洋館を背景に、今が盛りと咲き誇るバラ…
なんとまあ華やかな!
ここは古河財閥の当主・古河虎之助氏(←写真を見ると長身のめちゃめちゃ美男子!)が、これまた絶世の美女と名高かった奥方と住むため、1917年に建てた私邸だそうだ。
美男美女好き、目の保養大歓迎の私としては、絵のように美しい夫妻が、ハイカラな洋館を背に、沢山のバラに囲まれている様子を想像しただけで夢ふくらむ~!!
ところでここの敷地には、古河邸になる前は 陸奥宗光邸があったそうだ。
その陸奥宗光氏にしても、駐米公使時代に「社交界の華」と讃えられた才色兼備の夫人、亮子さんがとても有名だから、どうやら「美男美女夫妻」に縁がある土地らしい。
…しかし戦後は進駐軍に接収され、それが退いてからは荒れるにまかせられていたようだ。
すっかり幽霊屋敷のようになっていたところ、やはり修復&保存せねばという機運が高まり、平成元年に復元が完成。
今は、予約をすれば内部を見学できるし、喫茶店もある。
(バラが咲き終わりシーズンオフになったら、見学を申し込んでみようかな♪)
バラ園から坂を下ると、風情のある日本庭園もある。
駒込駅をはさんで近くにある六義園ほどの規模はないけれど、個人邸宅の庭としては非常にダイナミックだ。
鯉もいる♪
新緑のなんとも良い匂いに、上のバラ園からは甘く爽やかなバラの風…
あぁ…なんて素敵な庭だ。
また来よう♪