【ノルマンディー】ザベストデイ号、さあ初陣だ【緩い芝が合いますように】 | uipa's weblog

uipa's weblog

キャロット・ノルマンディー・地方馬共有・競馬写真
クラブより転載許可をいただいております

さてさて。

 

デアタクホルホルタイムが依然続いているういぱステーブルですが、今週末にノルマン2歳馬がデビューします。

 

ディスクリートキャット牝馬のザベストデイ号です。

 

入厩からデビューまでの近況を見てみましょう。

 

-*-*-*-*-

 

2020/9/25 (栗東トレセン)

ノルマンディーファーム小野町で調整され、23日(水)に栗東・昆貢厩舎に入厩しました。
「昨日から坂路コースに入れて、17~18秒ペースを1本乗っています。

スタッフからは乗りやすいと報告を受けていますし、牝馬ということもあって仕上がりにそう時間はかからないタイプに映ります。

今朝ゲートを確認したところ特に問題なさそうだったので、来週にも試験を受けてみようかと考えています。飼い葉食いがまだ安定していないので、体を減らさぬよう注意しながら進めていきましょう」(昆貢調教師)

 

2020/10/2 (栗東トレセン)

10月1日(木)にゲート試験を受験し、無事に合格しました。
「ゲートの出はマズマズでしたが、特に癖もなく一発で合格してくれました。

短距離のスピードタイプで1200、1400mくらいが合うと思います。前向きな気性をしていますから仕上がりも早そうですし、4回京都開催(10/11~)でデビューさせられるかもしれませんね。

週末から負荷を強めて乗り込んでいきましょう」(昆貢調教師)

 

2020/10/9 (栗東トレセン)

4日(日)に坂路コースで4ハロンから0.4秒追走して併せ、57.7-41.6-26.3-12.6を馬ナリに追われ、

7日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、57.7-41.0-26.0-12.7を馬ナリに追い切りました。

「馬場コンディションは雨でだいぶ重くなっていましたが、新馬勝ちした既走馬を追走する形で先着。仕掛けどころでも楽にペースアップできていましたし、評価していい内容の追い切りだったと思いますよ。

ただ、大きいところを乗った後はだいぶテンションが高くなってしまい、飼い葉食いも細くなる傾向にあります。そのあたりがうまく調整できれば、10/24(土)京都・2歳新馬(芝1200m・混)を目標にしていけるのではないでしょうか」(昆貢調教師)

 

2020/10/16 (栗東トレセン)

14日(水)に坂路コースで4ハロンから0.4秒追走して併せ、53.2-38.4-25.4-13.1を一杯に追い切りました。

「おそらくジョッキーが跨っていれば52秒台が出ていたでしょうし、中身に関しては来週でもほぼ使えそうな見立てですが、雰囲気的にダートっぽいと感じているんですよね。

軽い走りをする馬なので、芝もこなせなくはないでしょうが、本当なら11/08(日)阪神・2歳新馬(ダ1200m)でデビューさせたい。まともなら初戦から勝ち負けになると思います。

ただ、テンションが高く飼い葉食いもあまり良くないタイプなので、目標がここから三週間先となるとどうなのか、そこを現在悩んでいるところです。最終的には来週半ばまで様子を見てから決めさせてください」(昆貢調教師)

 

2020/10/22 (栗東トレセン)

☆10/24(土)京都・2歳新馬(芝1200m・混)富田暁騎手
21日(水)に坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、54.2-39.5-26.4-14.2を強めに追い切りました。

「坂路コースの馬場コンディションが重く、思っていたほどの時計は出せませんでしたが、古馬に先着する内容で動き自体は悪くなかった

併せ馬での追い切りはここまですべて先着しているように、牝馬でもなかなか勝負根性を持ち合わせているタイプ。この馬に対しては、稽古で跨っている富田騎手からも高い評価を伝えられています。

ただ、中間も飼い葉食いが細くてテンションが高くなっている点はネック。ここから調整にメリハリを付けても二週間、仮に除外となって三週間先のデビューとなるのはプラスに働きそうにありません。そのため、まずはこの条件から今週使わせてもらう判断をしました。

ゲートの出は速い部類ですし、芝もこなせるタイプと見込んでいるので、初戦からやれていいはずです」(昆貢調教師)

 

-*-*-*-*-

 

ノルマン所属ういぱ出資馬のトップバッターが3次募集の本馬になるとは一体誰が想像したでしょうか?

 

庭先で買ってきてから一度も緩めずに進められてきたのでそれほどかからないとは思ってましたが、それでもまさかの一番手とは。

 

仕上がりが早いタイプということで「入厩・ゲート試験・デビュー」まで綺麗に一月で進められてきたことは素晴らしいですね。

 

ま、テンションが高く飼い葉食いが良くないという点でデビューを前倒しした部分もありそうですけど。

 

昆先生のコメントからは、馬の状況に合わせた部分もさることながら、クラブが芝で下ろしたいと考えているのに従った、という感じが垣間見える気がします。

 

で、今日金曜が一日雨ということで、明日の淀は緩めの芝馬場が予想されます。

 

ダート向きという見立てと馬場の状況がかみ合えばいいなと思っています。

 

そしてデビュー戦の乗り役は富田暁ジョッキー。

 

調教でも高い評価をしてくれているということですし、昆先生との相性が良さそうなので、これは期待したいところです。

 

-*-*-*-*-

 

ここからは恒例オヒサルコピペコーナーです。

 

2020/5/31 (ノルマンディーファーム)馬体重:449kg

現在は坂路2本を18秒ペース(週1~2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。

騎乗担当者は「5月初旬の移動翌日より騎乗を開始しました。同じ時期に他から入場してきたピンキーカフェの18を調教パートナーに、連日坂路でトレーニングを重ねています。

開催中止になったトレーニングセールに向けて進められていた馬なので、体はある程度仕上がっていますし、気合乗りも十分。それでもまだトモに甘さが感じられるため、今後の伸びしろがありそうです」と話していました。

 

2020/6/15 (ノルマンディーファーム)

現在は坂路2本を18秒ペース(週1~2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。

この中間も与えられた調教メニューをきちんと消化。移動前もかなり乗り込まれていたようですが、ここまで目立った疲れも窺えないことから、特にリフレッシュ休養を挟む必要はなさそうです。

母の初仔にしてはサイズ感は気にならないですし、5月生まれということを考慮すると、まだ成長の余地がありそうです。

 

2020/6/26 (ノルマンディーファーム小野町)

今後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、本日26日(金)に移動しました。
長距離輸送による
疲れや熱発もなく、深夜に無事到着しています。

早速、今朝からはウォーキングマシンでの運動をおこなっており、この後は状態を見ながら騎乗開始のタイミングを探っていきます。

 

2020/7/3 (ノルマンディーファーム小野町)馬体重:444kg

現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。

到着後も体調面などに問題はなかったため、1日(水)より周回コースでの調教を進めています。

今は一緒に移動してきたピンキーカフェの18とともにスクーリングを兼ねてハッキングをおこなっており、コース周辺環境に慣れてくれば坂路調教も開始する予定です。

 

2020/7/10 (ノルマンディーファーム小野町)馬体重:438kg

現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。

先週末からは坂路も併用して調教を進めていますが、若干テンションが高いようで、馬場入り時や動き出しの際にいくらか力んでいる様子が見受けられます。その分エネルギーを消費してしまっていることもあり、馬房では多少疲れているような雰囲気です。

飼い葉は食べているのでそれほど心配なさそうですが、今後のことも考えるともう少し落ち着いて欲しいところです。

 

2020/7/17 (ノルマンディーファーム小野町)馬体重:445kg

現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。

牝馬らしく少し繊細なところがあるようで、調教中にややテンションが高くなってしまう時があります。飼い葉は残さず食べていますが、トレーニングを継続しながらもう少し馬体重が増えてきて欲しいところです。少しリラックスさせてあげられるよう、メンコを装着するなどして乗っていきたいと思います。

 

2020/7/24 (ノルマンディーファーム小野町)馬体重:448kg

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。

今週からは坂路の登坂本数を増やして調教をおこなっています。やや敏感なところのある馬なので、テンションも高くなりやすいですが、それでも入場当初と比較すれば随分と落ち着いてきたように思います。

飼い葉は変わらず食べていますし、現状メニューにこたえた様子も窺えないため、このまま乗り込みを進めていきます。

 

2020/7/31 (ノルマンディーファーム小野町)馬体重:443kg

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。

相変わらずピリッとした一面はありますが、走行中はテンションが上がりすぎることもなく、我慢が利いている様子。騎乗担当者が上手く折り合いをつけながら乗り進めているようです。

飼い葉食いも安定していますし、今の状態ならペースアップにも対応できそうです。

 

2020/8/7 (ノルマンディーファーム小野町)馬体重:449kg

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。

この中間から追い切りを開始しました。ピリッとする馬だけに速いところでも気が入って素軽い動きを披露しています。

それでも飼い葉は食べていますし、毛ヅヤなども良く体調は良好そうです。馬体重にも増加が見られますし、追い切りを始めてからもしっかり対応してくれています。

これから夏本番なので、体調の変化には気をつけながら進めていきます。

 

2020/8/14 (ノルマンディーファーム小野町)馬体重:459kg

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。

暑さが本番を迎えてもこたえるどころか体重を大きく増やしているように、体調はすこぶる良好。牝馬らしく、夏に強いタイプかもしれません。

今週も追い切りを2回おこないましたが、まだ実質終いの2ハロンを伸ばしている程度なので、この後は3ハロン45秒くらいの乗り込みをコンスタントに消化しつつ、様子を見て更に負荷を掛けていければと考えています。

 

2020/8/21 (ノルマンディーファーム小野町)馬体重:456kg

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。

まだハミの取り方を分かっていない部分はあるものの、坂路の勾配がキツいところでもヨレたりすることはなく、真っすぐに上ることが出来ています。

ただ、ピリッとした気性の馬ですし、追い切りを始めたことでもっと煩いぐらいになってくれてもいいのですが、まだ気持ちは入ってきていない様子。今後も追い切りを重ねて前向きさを引き出していきたいと考えています。

 

2020/8/29 (ノルマンディーファーム小野町)馬体重:459kg

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。

この中間も変わりなく順調で、コンスタントに追い切りを消化することが出来ています。ここまで進めてきても体つきに余裕がありますし、テンションも高くなる様子はありません。

この後も更に負荷を強めていき、馬体・精神面の良化を促していく考えです。

 

2020/9/4 (ノルマンディーファーム小野町)馬体重:454kg

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。

ここのところは良い意味で特別変わりはなく、状態や体調面は安定しています。

ただ、もっと前向きさや力強さは出てきて欲しいところ。そのため更にペースアップを図って、もうひとつ上の段階に進めるようにしていきたいと考えています。

 

2020/9/11 (ノルマンディーファーム小野町)馬体重:454kg

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。

この中間もコンスタントに速めを消化しながら、しっかり負荷を掛けることが出来ています。脚元に関して不安はなく、体調面も良好そのもの。入厩態勢は順調に整いつつあると言って良さそうです。

いつ厩舎から声が掛かってもいいよう、このまま乗り込んで更に調子を上げていきたいと思います。

 

2020/9/18 (ノルマンディーファーム小野町)馬体重:455kg

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。

今週も追い切りを消化しながら、しっかりと負荷を掛けています。体調も変わりはありませんし、脚元も問題なく順調そのもの。調教の負荷が強くなったことで、馬体のフォルムもスッキリしてきました。

来週23日(水)の検疫で入厩予定とのことなので、栗東までの輸送も考慮してあまり馬体を減らさないよう調教を続けていきたいと思います。

 

昆厩舎入厩時もそうだったですが、基本的に移動が堪えないタイプのようで、移動後すぐに動き出せているところは好感ですね。

 

小野町では負荷をかけても馬体重が減らなかったですが、さすがにトレセンの負荷はキツいのか飼い葉食いが落ちているとのことですので、逆にいうとまだまだ伸びしろがあるということだと思います。

 

いずれにしても、まずは無事に、出来るだけ上位で、願わくば勝利が得られますよう。

 

よろしくお願い申し上げます。