よくね、パチスロの感想で「通常時がつまんないから…」って言う人がいるんですけど、僕はそういう人に「だったら通常時が面白い台ってなにがあるのか教えて」と聞くんですね。それくらい、通常時なんて全部一緒だと思ってるわけです。

一昔前だと全然違う話になってくるわけですけど、今なら間違いなくそうだといえます。

レア小役引いて状態上げて、レア小役引いてチャンスゾーンのチャンスゾーン入れて、レア小役引いてチャンスゾーン入れて、レア小役引いて擬似ボーナスとか当てて…という流れはもうほとんどどれも変わりませんからね。

だから、通常時がつまんないという表現はナンセンスだと思っていたわけですが、このたび、見つけてしまったんですね。リノという台を。この台、なんと…









通常時がつまんないんです。











これはもう仕方がないんですけど、自信を持ってそう言うしかない。つまらないつまらない、とにかくつまらないんですよ。

なんたってトマト引くまで一生何にもないんですから。何千ゲーム回そうが、トマト引かないと何もないし、その後の数ゲームに何もなかったらまた次のトマトまで何にもないんですから。

ところが、こうじゃなくちゃいけないのではないか、とも思うわけです。

連チャンするリノ。いわゆる、裏物のリノに、通常時なんて存在しなかったと言っても過言ではない。チャンスもクソもヘッタクレもなーんにもない。ただただ、ひたすらビッグがくるのをボケーっと待つだけだったんだもの。

だからなのかどうなのか、当時はそこまで深く考えてはおりませんでしたが、ボーナス後のアツさはそれはそれはとてつもないものだったわけです。

当時とシステムは全く違う今回のリノですが、その辺はキッチリ踏襲されていると言っていいのではないか、と思うわけですね。

あれがチャンス目引いてどうのこうのでとか、チャンスゾーンで…とかってなっちゃってたら、もうそれはリノではない…というか、これだって「こんなのリノじゃねーわ」って言う人は沢山いるわけですけど、もしそうなってたとしたら、もう完全に別のマシンになっちゃってたわけですから。

というわけで、通常時はクソつまらなくて当たり前。その代わり、トマトが揃ったら喉をカラッカラにしながら全力でレバーを叩いて、30分の1の転落を引く前に8分の1の当たりを引く、そこに全神経を集中する。だからこそ抜けちゃった時はまたしてもクソつまらない通常時を、トマトを引くことだけを祈って叩き続けられる、という図式が成り立つのではないかと思うわけです。

賛否両論別れるところでしょうね。

暇な時はホント暇ですもんね。マンガ読みながら音がなるまで待ってるだけですもんね。

ま、それでも強烈な中毒性はありますよ。

一度突き刺してみたいもんです、はい。