欲張って2つのものを同時に取ろうとしてどちらも取り損ねる。二兎を追う者は一兎をも得ずってのと同じ意味のことわざなんですが、これを沖さんが「聞いたこともない」と言ったのにビックリしてTwitterで聞いてみたんですね。

編集部に入るまで、五十日(ごとうび)だから道が混んでるって表現を知らなかったし、日和る(ひよる)って言葉も知らなかったし、大団円を40過ぎるまで大円団だとずっと思っていたような人間ですから、知識をひけらかすつもりや沖さんをバカにするような意味は毛頭なかったんですが、聞いたこともないというのにただただ驚いて、なんですけどね。そしたら意外な答えが続々と返ってきたんです。

なんと、かなりの数の人が、聞いたこともないとおっしゃるじゃありませんか…。しかも、全国各地、別段偏りがあるわけでもなく、なんとなくですが、若い方は知らない、使わないってわけでもなく。

別に普段から使うような言葉じゃないけど、意味は誰にでも通じるものと思い込んでおりました。

おそらく、こういう言葉って沢山あるんでしょうね。そして、僕が知らない表現ももちろん沢山あるはずです。

閑話休題とか、「とまれ」とか、「いっかな」とか、そういうのも人の文章で見たことしかありませんけど、やっぱり編集部に入るまで聞いいたこともなかったし、もちろん意味も知らなかったし…。

いや~、日本語って難しいですねぇ。