今日はですね昨日のブログにも書きましたが、よく質問される”リアブレーキの音鳴り”について書いてみようと思います
まぁあまり真剣には読まないで下さい
先日、電話があり商品の引き取りにみえたのですが、
「リアブレーキの音鳴りが気になる!ローダウンしてから音がなるようになった」
との事でした
プロポーショニングバルブが取付されている車であれば当社から販売されている”プロポーショニングバルブ補正キット”を取付すれば確かに直る事もあります。
しかし、今回のお車はVSC(横滑り防止装置)が装備されているお車だったので取付はできません
それに当社でローダウンしたお車では無いので作業自体もどのような状態なのか解らずオーナーさんも心配してみえたのでチェックしました
で、実際に車に乗ってブレーキを掛けてみるとまぁ確かに音鳴りはしておりましたね
普通の音鳴りなのかなと思いましたが、何だかいつもと少し様子が違ったので音鳴りしている方のタイヤを外して
リアドラムが動くか
確認してみると動かないまぁ頑張ればかすかに動くかなくらい
どういう状態が普通かと言いますと下の動画のような状態が普通なんです
動画のように手で簡単に動くんです
しかし、今回は動かすのに一苦労したのでドラムを取り外しして、ブレーキシューの辺りの調整を施します
この画像は、先日のブレーキ交換したお車の画像なので違うのですが、ドラムの裏を見てみるとやっぱり常に引きづっている感じ常に当たっている感じでした
コレが原因かなぁ~と
中にネジ山が見えますよね
緑の矢印の歯車を使って、ブレーキシューのアタリを調整していきます
本当は、ドラムの裏側(ホーシング側)から小窓があって調整できるのですが、ローダウンされていましたし、僕の大きな大きな頭がどうしても入らなかったのと画像が撮りにくかったんでコチラ側から…って事でこちら側だとかなり面倒なんですけどね
調整して元に戻し、僕が先程運転して音鳴りしていた条件でブレーキを踏んでも音鳴りはしなかったので良しとしましょう
通常、ローダウンしてから音鳴りがするようになるというように作用・変化はしないはずなんです構造上ね
一般的にはブレーキシューの角を落として、音鳴りを防ぐ方法もありますが角が無くなればまた再発するのでディーラーさんでもイタチごっこ(繰り返し)と言われるケースが多いはず
異音の原因に今回のようなケースもあるのかなローダウンしてから、クリアランスが無くなってリアドラムが通常時に擦るってケース
音鳴りで困っている人は、一度リアドラムを外さなくてもジャッキアップ(両側リアタイヤ)しててみて簡単に回るかどうかチェックしても良いかも知れませんね※2WD車ね
そうすれば直るかもよぉ~
で、お次はフロントブレーキパットの交換
全く無くなってしまっている訳ではありませんが、真ん中のラインは消えてしまっていたので強化ブレーキパットに交換しました
しかし、これ以上の画像はありませんちょっとバタバタしたんで
ココカラは今日の作業となります
福井からのお客様です
ワゴンGL(3ナンバー)ベースの8ナンバーキャンピングカーなのでスペアタイヤ部にBOXが取付されています
福井県からなのでかなりの遠方です名古屋店に到着してから取付出来なかったらそりゃ切ないですから、事前にお客様に寸法を測って頂きましてほぼ取付できると確信してのご来店です
ちゃんと取付できました
以前だとかなり大きなBOXが取付されていた車両が多かったですが、最近は随分と小型になってきているので取付出来ることが多いです
目安としたら、オートレベライザーが純正位置のままだったら、デフとBOXの間にリアスタビが取付できるだけの寸法が確保できているはず
確約はしませんが
これがオートレベライザーです
以前よく見た大きなBOXだとこれが移設されていたケースもあったのでそういう場合は、ほぼ取付できないケースが多かったです
加工して取付したケースもありましたがレアなケースです
一つのモノサシとしてお考え頂ければ幸いです
あとは、リーフシャックルとBOXとの距離ですね
この3点の距離がわかればおおよその検討はつきますのでお気軽にご相談下さい
3連休の最終日は、いつも暇とは言いませんが、時間に余裕があります狙い目です
ご予約は3連休の最終日で決まりです
では、また
名古屋店より かみむら