久しぶりに書きますよぉ〜
僕の自己満足ブログですから今日は少し長くなるのでご注意を
昨今はリフトアップ車の需要と言うのか?要望と言うのか?かなり多くなってきてますから、当社でも”増しリーフ”の作業も多くなっているのは事実
まぁ正直な所、組み付けの手間だったりとか異音のリスクなど考えるとね‥。
ロングシャックルを組み付けする方が作業時間もわずかだし、異音のリスクも超少ない
これだけ聞くと”ロングシャックル”で良いんじゃないって意見も多いし、実際、手軽なのは事実です
しかし、当社ではリフトアップするのに”増しリーフ”を用いてますし、以前ブログに書いたように3インチアップの車にも3インチアップリーフやホーシング逆つけして6インチアップしてますよね
これにもちゃんとした理由がある訳です
今日は、その辺りをちょっと書いてみようと思います
まずはシャックルの動きについてお話してみましょうと、言っても言葉で説明するのは難しいのでこちらの動画を見て下さいまし↓
どうですか東京モーターショーに展示してあったので思わず動画を撮ってしまいました
これだけでも行った甲斐がありましたね
どんな動きが起こっているか解っていただけましたでしょうか?
リーフはシャックルが前後に動くことによって、リーフがしなる事ができるようになり、リーフが上下運動できる動きを発生させる為には無くてはならない箇所です
リーフがしなる(直線状に近づくには)リーフの絶対的な長さは変化しませんが相対的な長さは変化します
僕の汚い絵で書くと
動画でもこんな感じに動いていたでしょシャックルが後方に動くという事はリーフの前後の寸法は変化しているワケです
シャックルの角度が変化しているのが解っていただけますか
シャックルが後上方に動いてシャックルの角度が変化しリーフが動いております
話がかなり横道にそれてきておりますが、なぜ当社がロングシャックルを使用していないかと言いますと‥。
このシャックルを長くすれば当然車高は上がります
しかし、シャックルの角度を見てもらえばわかりますが、シャックルの長さを50ミリ長くしたと言って50ミリ車高が高くなる訳ではありませんね
シャックルには角度がありますから
シャックルの長さが長くなれば長くなるほど角度が立ってきてしまいます
シャックルが長くなると強度も必要になってきますし、支点が変化することによって腰砕け感も出て来るのも事実
あまりにシャックルを長くすると角度が立ち過ぎてしまい、伸び側の時にシャックルがどっちに動くがわからない状態になってしまう事もまぁそこまで長いシャックルは非現実的ですけどね極端な話ですから、突っ込まないで下さいね
長くしないと車高の変化が乏しい
長くすると車高は上がるがシャックルの”しなり”&”逃げ”も出てきて乗り心地が頼りないものになってしまう
この辺りが争点となってきます
過去に一斉を風靡した4×4車のハイリフト
知り合いの車のロングシャックルがひん曲がってしまった事も多々ありますからね
支点が高くなるって不安定ですし、無理な力も掛かります
今の時代、一般的に売られているハイエース用のロングシャックルは強度書も付属されていると思いますのでそんな事はないと思いますが、当社は乗り心地良く車高を上げたいので
・手間がかかっても
・異音のリスクがあっても
増しリーフやリフトアップリーフに拘っている訳なんですね
声を大にして言いますが、ロングシャックルを否定しているワケではありませんよあくまでも物事にはメリットもあればデメリットもあるワケですから両方知って頂いた上でお客様にご判断頂ければよいだけです
ただ、一つ言わせて頂ければ、車高を上げれば重心は高くなりますから、”ロール”は大きくなります
ロールを改善できるアイテムは、リアスタビライザーしかありませんから、ロングシャックルでリアの車高を上げるのであればリアスタビライザーが取り付けできるロングシャックルを是非ともどうぞ
RINEI(リンエイ)さんのロングシャックルは、純正のシャックルと同じ長さでプレスされていて、そこから先が伸びていてリアスタビライザー固定ブラケットが取り付けできる形状となっておりますのでRINEIさんのロングシャックルにはリアスタビが取り付け可能ですから、そちらをどうぞ※通常ロングシャックルとリアスタビは同時取付できませんからご注意ください
ただ、RINEIさんのロングシャックルに形状の変更があった場合の責任は僕は取れませんのでご勘弁を以前の物には当社のリアスタビが取り付けできましたのでご参考までにお願いします
ここでもう一つシャックルについて”ついで”のネタを
良く、多走行の車で必要以上に車高が落ちてしまっている車ありますよね
リーフがヘタるとリーフの”曲がり”が緩くなってしまい
・荷物を載せていないのに
・ローダウンブロックも入れていないのに
車高が落ちてしまいます
リーフの”曲がり”が緩やかになると”シャックル”の角度が寝てきてしまうのでシャックルが動きにくい角度になってきてしまいます
そうなるとやはり乗り心地が悪化してしまいますね
多走行で必要以上に車高が落ちてしまっている車には、ヤフオクで新車外しのリーフを入れるだけでもリーフの”曲がり”も補正され動きやすい角度になって、乗り心地も改善するって事です
なんて事ないパーツですが、しっかりとした意味があり理想の”角度” ”曲がり” ”長さ”などあって初めて機能するワケです
しっかりとした意味を解って選んで欲しいとまでは言いません
その為に店舗に相談してパーツの選定をして欲しいと思ったので書いて見ました
ここでも書きますが、
ロングシャックルを否定しているワケではありませんからそこだけは勘違いしないで下さいね
当社の増しリーフも手間と異音の可能性というデメリットも書いております
物事には良し悪しがある中での選定のヒントとして上げているだけですから、ご勘弁を表現の自由としてお考え頂ければ嬉しいです
あとBIG・EDLCは13個のご依頼となりました
残り7個で製作できるので是非ともご協力下さいまし
走り出しスムーズになって、変速ショックが緩和しますよ
あと、本日ご来店されたお客様がついこの前、BIG・EDLC(取り置き分)を取り付けされて、120km/hまでの加速が全然違うこれは価値あるアイテムだわとべた褒めされましたとさ※ディーゼル車
理由は、供給電圧が均一になる効果だと思いますなんせ容量が違いますから
BIG・EDLC 1個 43,000円(税別)
となっております20個になれば11月下旬から12月初めくらいには出来上がるかな
ご依頼はお電話かメールにて承っております ⇨ 名古屋店メール
お待ちしております
最後に名古屋店からビックなお知らせがあるので是非ともコチラをチェックしてみて下さい ⇒ 名古屋店ブログ
明日と明後日は各店舗ともに休みとなります木曜日のお電話お待ちしております
では、また
名古屋店より かみむら