本日から7月ですね
昨日も蒸し蒸しと嫌な季節になってきました作業すれば汗ベッチョリ
涼しい事務所でパソコンと睨めっこしてブログ書いているのが一番ですが、そんなワケにはいかないので作業しながらブログ書いていきますね
今日は、どうでも良い話題を少々
そうです興味ある人は興味あると思いたいですが、何の興味も湧かない人の方が多いかも
興味なくても最後まで読んでみて下さい
さて、昨日書いたブログを読んでくださいましたか ⇒ 大きな車は、やっぱりやるべきことがたくさん!2019/6/30
その中で300系と噂されているグランビアの動画をUPしました ⇒ 300系
動画を見てからこの先に進んでくださいね
まぁ内装は僕の場合は二の次
気になるのは足廻りね
先月、セブ島で乗った300系ハイエースは、リーフスプリング車でした
日本で販売が噂されている300系ハイエース・日本名グランビアの足廻りはこんな感じ↓
4リンクサスペンション
ベース(フレーム)は300系と同じなのでリアは、ホーシングのままで4リンク化基本FRだから当然と言えば当然
しかも、リアスタビライザーがしっかり装備されているしね
トレッドがたとえ広くなったってロールは、スタビライザーじゃないと緩和できませんからね
これは声を大にして再度言います
ロールは、どんな良いショックを入れたって、どんなパーツを取付したって、スタビライザーでないと緩和できませんから
当然、ローダウンや積載によって足らなくなったトーションバーのテンションを上げてあげる事によって車高の保持力が上がりますからロールも少しは緩和できるんですけどね根本的な打開策の話です
何度も言いますが、どんなレーシングカーでもリアスタビライザーが装備されていない車なんて無いんだから
まだハイエースにリアスタビライザー取付していない人は、取付してみて下さいまし
確実に走行性能はUPして、高速道路やコーナー走行時はもちろん直進時だって安定し、運転の疲労軽減・安心感に繋がりますよん
お電話お待ちしております
さて、宣伝はこれくらいにして僕の能書きにしばしお付き合い下さい
新型300系なのかグランビアなのか詳細は不明ですが、日本で発売されるこのボディの車は、動画にもあるようにコイルスプリングタイプの4リンクサスペンションで発売されると僕の情報筋からは聞いております
今日は、その辺りの能書きを
ハイエースと同じカテゴリーなのか不明ですが、ミニバンと呼ばれているノア・ボクシーのリアサスペンションは、トーションビーム式サスペンションこんな感じのサスペンション↓
軽自動車やアクアや一般的な車だとこのサスペンションが多いと思います
クロスビームの中にトーションバーが入っていて、ハイエースのフロントサスペンションと同じような動きをしているんだよん
特徴は、左右輪が同時に動いた時はトレーリングアームとコイルスプリングが振動を吸収し、
左右が逆の動きをした時はトーションバーによって逆方向への動きを抑制します。これにより柔らかい乗り心地と、適度にロールを抑えることができます。
トーションビーム式のメリットは低コスト、省スペースそのため軽自動車などクルマではポピュラーなサスペンション。
このタイプのサスペンションは左右輪が連結されているから、片輪が凹みに入ると、反対側の車輪も傾いて接地が傾いてしまうというデメリットがあります。
20系アルファード・ヴェルファイヤーまでは、何を隠そうこのトーションビーム式リアサスペンションだったんだよ
最高級ミニバンって呼ばれていたけど、ノア・ヴォクシーと同じ
現行の30系アルファード・ヴェルファイヤーになって、左右独立になりましたとさ
一目瞭然ですね
この方が乗り心地は向上します
ただ、やはりコスト面やスペース面で問題はありますから、高級車しか使用されていないケースの方が多いのも事実です
さて、話は戻りまして”4リンク”について話ましょう
画像では見にくいと思い図を探してみました
4本のリンクでホーシングがフレームにつながっていて、上下動くようになっております
4本のリンクでつながっているから”4リンク”単純明快ですね
でもね動画をよぉ~く見るとラテラルロッドがあるんだなぁ~
この場合って、僕は今まで”5リンク”って認識していたんだけどなぁ~
ウィキペディアでも上記の画像のサスペンションを”5リンク”と記載してあるし…
なんでだろう
ラテラルロッド付4リンクって呼ぶのかな
さて、そんな事は置いておいてリンクのお勉強
ハイエースには無いラテラルロッドって何の役割をしているかご存知ですか
コーナー時などどうしてもホーシングが左右に動きますよねその左右の動きを抑制する為にあります
リーフは前から後まで通った真ん中くらいにホーシングが固定されていますから、左右の揺れに強いですが”4リンク”の場合は前から4本のリンクでつながっている為に比較的、左右の揺れに対しては弱いんですねぇ~
そのデメリットを打ち消す為の”ラテラルロッド”です
その救世主の”ラテラルロッド”ですが、デメリットもあります
走行時には、当然車体は上下します
その上下の車の動きに伴いラテラルロッドは弧を描いて動きますのでホーシングに若干のズレがどうしても発生してしまうんですねぇ~
その為、エアサスなどの車高を上下する車やストロークが大きな車だとこの”ズレ”が大きくなるので敬遠されがち
特に今はフェンダースレスレのホイールオフセットが流行りな車も多いですから、このズレが致命傷となりますからね
ですから、そんな車には”ワットリンク”と呼ばれる”ラテラルロッド”を入れている車もありますよん
こうすることにより、車体が上下してもホーシングが左右にズレないので安心して走行できるワケです
しかし、走行時やエアサスの上下ストローク量をしっかりと計算しないととんでもないことになるので実際に取り入れている車は少ないかもね
これは実際にワットリンク式ラテラルロッドが入っていた車の画像です
リンクが3本とラテラルロッドで構成されておりましたよ
プロペラシャフト上部にもリンクあるでしょ
リーフ車の場合は、リーフの前部のブラケットを使用してリンクを2本つなげ
あとの2本さえ前から持っていけさえすれば4リンクがそれほどまでに困難な物でもないかな
燃料タンクとかあるから、たやすいものでも無いですけどね
さて、ではなぜ今”4リンク”の車が多いのかを僕なりに考えてみます※カスタムカーの話ね
もちろんエアサスやハイドロなど車高調整するのにリーフが邪魔になるのが一番かもね
このコイルの部分にエアバック入れたら、車高の上げ下げの妨げなんか無いから
上げ下げ自由だし、エア圧だけで走行できるってワケ
だけど、エアバックが潰れたら走行できなくなる可能性もあるから、構造変更取得など問題もあります
リーフの場合は、エアバックが潰れたとしてもリーフで走行できる取り付け方にしておけば構造変更も必要無いのでお手軽簡単
まぁトータル的にみると手軽で簡単丈夫なのは、やっぱりリーフなのでリーフがおすすめなんですが、あえてリーフのデメリットも書いておきましょうかね意地悪でしょ
必死にパソコンで書いた図がコチラ↓
こんな感じでしょ
これが、走行時になるとどんな変化があるか見てみましょう
プロペラシャフトが駆動してタイヤが回るとリーフが上の図のような力が加わりリーフにもこんな形状になるような変化があります
少し大げさに書いてますけどね
簡単に言ってしまうと”力”が逃げるんです
リーフって緩衝装置(かんしょうそうち)ですから、スプリングなので車の衝撃を吸収させる為の装置です
リーフって、たわんで吸収するワケです
たわむって事は、力逃げるでしょ
だから、トラクション(駆動力)が掛かりにくいってワケ
4リンクはデフが傾向きにくいから、力の逃げが少ないのでリーフに比べるとトラクションが掛かりやすいってワケ
わかりましたかね
文才が無いから、わかりにくかったかも知れませんが何か質問があれば説明できるかどうかは置いておいて、聞いてみて下さいまし
結局は、何かメリットがあればデメリットもあって、全てにおいて万能なんて物は無いんです
自分の使い方や好みを自己判断して、お近くのショップさんに相談してみてください
最後は、今日の作業報告ね
リアスタビも取り付けしたんだけど画像忘れました
こちらのお車には、アクセルペダル&ブレーキペダル&フットレストバー取り付け
完売したのでもうそろそろいいかなって思っていたら注文入ったので注文します
お次も足廻り
足廻りフルで作業した感じですね
毎日毎日足廻りよ
ご依頼お待ちしております
明日明後日は各支店は休みとなりますご迷惑おかけします
では、また
名古屋店より かみむら